海南市議会 > 2014-03-06 >
03月06日-04号

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  1. 海南市議会 2014-03-06
    03月06日-04号


    取得元: 海南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-22
    平成26年  2月 定例会                平成26年            海南市議会2月定例会会議録                 第4号            平成26年3月6日(木曜日)---------------------------------------議事日程第4号平成26年3月6日(木)午前9時30分開議日程第1 諸般の報告日程第2 議案第69号 工事委託変更契約の締結について日程第3 議案第48号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第5号)日程第4 議案第1号 海南市消防長及び消防署長の資格を定める条例について日程第5 議案第2号 海南市手数料条例の一部を改正する条例について日程第6 議案第3号 海南市立海南下津高等学校条例の一部を改正する条例について日程第7 議案第4号 海南市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例について日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について日程第9 議案第6号 海南市民会館条例の一部を改正する条例について日程第10 議案第7号 海南市巽コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について日程第11 議案第8号 海南市民交流センター条例の一部を改正する条例について日程第12 議案第9号 海南市体育館条例の一部を改正する条例について日程第13 議案第10号 海南市運動場条例の一部を改正する条例について日程第14 議案第11号 海南市テニスコート条例の一部を改正する条例について日程第15 議案第12号 海南市ゲートボール場条例の一部を改正する条例について日程第16 議案第13号 海南市室内温水プール条例の一部を改正する条例について日程第17 議案第14号 海南市住民センター条例の一部を改正する条例について日程第18 議案第15号 海南市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について日程第19 議案第16号 海南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について日程第20 議案第17号 海南市地域排水処理施設条例の一部を改正する条例について日程第21 議案第18号 海南市下津斎場条例の一部を改正する条例について日程第22 議案第19号 海南市双青閣条例の一部を改正する条例について日程第23 議案第20号 海南市農村婦人の家条例の一部を改正する条例について日程第24 議案第21号 海南市民農園条例の一部を改正する条例について日程第25 議案第23号 海南市漁港管理条例の一部を改正する条例について日程第26 議案第24号 海南市道路占用料条例の一部を改正する条例について日程第27 議案第25号 海南市改良住宅条例の一部を改正する条例について日程第28 議案第26号 海南市営駐車場条例の一部を改正する条例について日程第29 議案第27号 海南市わんぱく公園条例の一部を改正する条例について日程第30 議案第28号 海南市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例について日程第31 議案第29号 海南市準用河川条例の一部を改正する条例について日程第32 議案第30号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例について日程第33 議案第31号 海南市下津港湾会館条例の一部を改正する条例について日程第34 議案第32号 海南市都市下水路条例の一部を改正する条例について日程第35 議案第33号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について日程第36 議案第34号 海南市簡易水道事業の設置及び給水に関する条例の一部を改正する条例について日程第37 議案第35号 海南市別所扱沢地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第38 議案第36号 海南市上谷周辺地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第39 議案第37号 海南市幡川横田地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第40 議案第38号 海南市簡易水道統合整備事業による共同井戸地区における水道建設に係る分担金徴収条例の一部を改正する条例について日程第41 議案第39号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について日程第42 議案第40号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について日程第43 議案第41号 海南市温山荘プール条例の一部を改正する条例について日程第44 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について日程第45 議案第22号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例について日程第46 議案第43号 海南市集会所条例の一部を改正する条例について日程第47 議案第44号 海南市立保育所条例の一部を改正する条例について日程第48 議案第45号 海南市立白寿荘条例の一部を改正する条例について日程第49 議案第46号 海南市児童館及び児童会館条例の一部を改正する条例について日程第50 議案第47号 海南市小集落改良住宅条例の一部を改正する条例について日程第51 議案第49号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第6号)日程第52 議案第50号 平成25年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)日程第53 議案第51号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)日程第54 議案第52号 平成26年度海南市一般会計予算日程第55 議案第53号 平成26年度海南市国民健康保険特別会計予算日程第56 議案第54号 平成26年度海南市後期高齢者医療特別会計予算日程第57 議案第55号 平成26年度海南市介護保険特別会計予算日程第58 議案第56号 平成26年度海南市地域排水処理事業特別会計予算日程第59 議案第57号 平成26年度海南市同和対策住宅資金貸付事業特別会計予算日程第60 議案第58号 平成26年度海南市港湾施設事業特別会計予算日程第61 議案第59号 平成26年度海南市簡易水道事業特別会計予算日程第62 議案第60号 平成26年度海南市水道事業会計予算日程第63 議案第61号 平成26年度海南市病院事業会計予算日程第64 議案第62号 海南市教育委員会委員任命の同意について日程第65 議案第63号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第66 議案第64号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第67 議案第65号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第68 議案第66号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第69 議案第67号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について日程第70 議案第68号 海南市固定資産評価審査委員会委員選任の同意について---------------------------------------本日の会議に付した事件日程第1 諸般の報告から日程第54 議案第52号 平成26年度海南市一般会計予算まで---------------------------------------出席議員(22名)      1番  川崎一樹君      2番  川口政夫君      3番  山部 弘君      4番  前山進一君      5番  黒木良夫君      6番  中家悦生君      7番  黒原章至君      8番  榊原徳昭君      9番  栗本量生君     10番  宮本憲治君     11番  上田弘志君     12番  岡 義明君     13番  橋爪美惠子君     14番  河野敬二君     15番  寺脇寛治君     16番  出口茂治君     17番  磯崎誠治君     18番  川端 進君     19番  宮本勝利君     20番  片山光生君     21番  中西 徹君     22番  美ノ谷 徹君 -------------------説明のため出席した者  市長           神出政巳君  副市長          伊藤明雄君  総務部長         三口素美雄君  くらし部長        脇 久雄君  まちづくり部長      谷 勝美君  会計管理者兼出納室長   岡 哲仁君  教育長          西原孝幸君  教育次長         岡本芳伸君  消防長          岩崎好生君  水道部長         山縣弘幸君  病院事業管理者      小山 陽君  総務部次長兼企画財政課長 塩崎貞男君  くらし部次長兼クリーンセンター所長               西本弘次君  下津行政局長       田尻信樹君  総務課長         楠戸啓之君  税務課長         仲 恭伸君  管財情報課長       石本和俊君  市民交流課長       中 圭史君  市民課長         西坂公雄君  野上支所長        山崎裕史君  国体準備室長       尾崎正幸君  危機管理課長       橋本伸木君  社会福祉課長       楠川安男君  高齢介護課長       小柳卓也君  保険年金課長       奈良岡鉄也君  子育て推進課長      宮井啓行君  健康課長         土田真也君  環境課長         岡島正幸君  建設課長         筈谷公一君  都市整備課長       中野裕文君  管理課長兼港湾防災管理事務所長               服部 博君  産業振興課長       山縣秀和君  業務課長         口井康秀君  工務課長         北野 正君  医療センター事務長    山東昭彦君  教育委員会総務課長    池田 稔君  学校教育課長       大和孝司君  生涯学習課長       中阪雅則君  海南下津高等学校事務長  舟尾公男君  消防次長兼海南消防署長  谷山 桂君  消防本部総務課長     木地啓二君  予防課長         津田和史君  選挙管理委員会事務局長  武田清貴君  監査委員事務局長     濱端直行君 -------------------事務局職員出席者  事務局長         坂部泰生君  次長           瀬野耕平君  専門員          岡室佳純君  係長           若林久揮君 -------------------          午前9時30分開議 ○議長(山部弘君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 諸般の報告 ○議長(山部弘君) これより日程に入ります。 日程第1 諸般の報告を行います。 事務局長から報告をさせます。 坂部事務局長 ◎事務局長(坂部泰生君) 報告いたします。 平成26年3月5日付、海総総第963号をもって市長から議長宛てに議案第69号 工事委託変更契約の締結についての議案の追加提出がありました。 提出されました議案は、既にお手元に配付されているとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 報告が終わりました。 以上で諸般の報告を終わります。 ------------------- △日程第2 議案第69号 工事委託契約の締結について ○議長(山部弘君) 次に、日程第2 議案第69号 工事委託契約の締結についてを議題といたします。 市長の提案理由の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 皆さん、おはようございます。 昨日、追加提出させていただきました議案第69号について御説明申し上げます。 議案第69号については、平成25年度和歌山下津港プレジャーボート係留施設整備事業における建設工事委託契約について、国の補正予算成立に伴い事業費を増額するための変更契約が必要であり、議会の議決をお願いするものであります。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 提案理由の説明が終わりました。 ------------------- △議事の延期 ○議長(山部弘君) お諮りいたします。 ただいま議題となっております日程第2 議案第69号の議事は延期し、後日審議することにいたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 ------------------- △日程第3 議案第48号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第5号) ○議長(山部弘君) 次に、日程第3 議案第48号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 議案第48号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第5号)を原案のとおり可決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり可決することに決しました。 ------------------- △日程第4 議案第1号 海南市消防長及び消防署長の資格を定める条例について ○議長(山部弘君) 次に日程第4 議案第1号 海南市消防長及び消防署長の資格を定める条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 木地消防本部総務課長   〔消防本部総務課長 木地啓二君登壇〕 ◎消防本部総務課長(木地啓二君) 議案第1号 海南市消防長及び消防署長の資格を定める条例について御説明申し上げます。 この条例につきましては、これまで2次にわたって行われてきた義務づけ・枠づけの見直しをさらに進めるため、第3次の一括法が制定され、その中で消防組織法の改正が行われました。消防長及び消防署長の資格要件については、従来は国の政令により定めておりましたが、このたびの改正により、これらの要件について条例で定めることになりましたので、海南市消防長及び消防署長の資格を定める条例の制定をお願いするものでございます。 その内容でございますが、第1条は消防長について、第2条は消防署長についての資格要件を定めたものであり、いずれも政令で規定する資格を準用したものでございます。 最後に、附則についてでございますが、この条例の施行期日を平成26年4月1日とするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第5 議案第2号 海南市手数料条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第5 議案第2号 海南市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 津田予防課長   〔予防課長 津田和史君登壇〕
    ◎予防課長(津田和史君) 議案第2号 海南市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い、これにあわせて海南市手数料条例の改正を行おうとするものでございます。 改正の内容でございますが、危険物製造所、貯蔵所及び取扱所の設置許可及び特定屋外タンク貯蔵所の完成検査前検査、保安に関する審査業務の手数料の額を国の政令に定めるとおり引き上げようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、平成26年4月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 今、御説明にありましたように、この条例は政令の改正に伴う手数料の額の改定ということですが、これは消費税の引き上げによるものと考えてよいのでしょうか。手数料が引き上げとなる理由について御説明ください。 また、危険物製造所、貯蔵所及び取扱所の設置許可に係る手数料ということですが、具体的な対象はどういうものでしょうか。お教えください。 ○議長(山部弘君) 谷山消防次長兼海南消防署長 ◎消防次長兼海南消防署長(谷山桂君) 13番 橋爪議員の海南市手数料条例の一部を改正する条例についての御質疑に御答弁申し上げます。 この条例の一部を改正する理由でございますが、海南市手数料条例の消防の部には、消防法の規定に基づく危険物製造所、貯蔵所、取扱所の設置許可及び特定屋外タンク貯蔵所の完成検査前検査、保安検査に関する審査業務について、取り扱う危険物の量、タンクの大きさにより70項目に区分されてございます。 今回の手数料の積算につきましては、総務省におきまして現行の標準手数料の額の人件費と物件費を個々に算出し、人件費単価の見直しと物件費は消費税を含め算出した金額でございます。 したがいまして、今回70項目のうち16項目について改正するものでございます。 また、今回の改正により影響を受ける既存の危険物製造所、貯蔵所及び取扱所は、全て石油コンビナート事業所に設置されてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 70項目のうち16項目の手数料が引き上げになるということですが、消費税の引き上げがその要因の一部としてあるというふうに考えてよいのかどうかをちょっと教えていただきたいんです。 それから、石油コンビナートが対象となるということですが、ガソリンスタンドなどは含まれないということでよろしいでしょうか。 ○議長(山部弘君) 谷山消防次長兼海南消防署長 ◎消防次長兼海南消防署長(谷山桂君) 13番 橋爪議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 今回、手数料の改正につきまして、物件費の中の消費税に係る部分は、消費税の増税にに関係がございます。 それと、給油取扱所、いわゆるガソリンスタンドでございますが、これに関しては手数料の引き上げはありません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について御質疑のある方はございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) おはようございます。 消費税の増税に関係があるということなので、黙って座っておるわけにいかんので質疑をしますが、まずどのように関係があるのか内容を教えていただきたい。 それと、消費税の増税にかかわっての値上げ分については、どこかに納めなあかんのですか。 ○議長(山部弘君) 谷山消防次長兼海南消防署長 ◎消防次長兼海南消防署長(谷山桂君) 14番 河野議員の手数料条例に関する御質疑に御答弁申し上げます。 まず1点目、今回の値上げについての消費税増税との関係の部分でございますが、物件費について関係がございます。その内容でございますが、旅費、通信費、印刷製本費、消耗費等が消費税の増税の影響を受けます。 それと、値上げ分をどこかに納めるのかということでございますが、これは納めません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 消費税分で値上げする部分は、ざっと計算して幾らになりますか。 ○議長(山部弘君) 岩崎消防長 ◎消防長(岩崎好生君) 14番 河野議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 今回の手数料条例の改正につきましては、地方自治法第228条に基づき、全国統一の手数料としてございます。改正に当たりましては、総務省におきまして、人件費、物件費等を見直す中での部分でございますので、手数料値上がり分の中の消費税の金額等につきましては、きっちりとした数値は把握してございませんので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) いや、聞いてる僕もね、ややこしいんで申しわけない。消費税の増税と関係があるって消防次長が言われたので、今でなくていいですから、わかったらでいいので、ざっと幾らくらいか委員会のほうへお教えいただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第6 議案第3号 海南市立海南下津高等学校条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第6 議案第3号 海南市立海南下津高等学校条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 池田教育委員会総務課長   〔教育委員会総務課長 池田 稔君登壇〕 ◎教育委員会総務課長(池田稔君) 議案第3号 海南市立海南下津高等学校条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案につきましては、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部が改正され、これまで不徴収とされてきました公立高等学校の授業料につきまして、保護者の市町村民税の所得割額が30万4,200円以上の世帯--これは目安として保護者の年収が910万円以上の世帯になりますが--につきましては、授業料を負担していただくこととなりました。 一方、保護者の市町村民税の所得割額が30万4,200円未満の世帯につきましては、授業料に相当する額の就学支援金が国から交付されることが定められ、これが授業料に充てられることで、引き続き授業料は実質無料となります。この法律改正に伴い、本条例につきまして所要の改正をお願いするものでございます。 改正内容についてでございますが、一部の世帯に負担していただくこととなる授業料を和歌山県立高等学校と同額で不徴収となる前の年額11万8,800円とし、学年の途中で入学、退学、休学または復学する生徒の授業料を月割りで計算するなどの授業料に関する規定を加えようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は平成26年4月1日から施行しようとするものでございます。また、本条例の施行日前に既に入学している生徒の授業料につきましては、従前の例によるものとし、課税額にかかわらず授業料を徴収しないこととする経過措置もあわせて定めてございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案についても質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) それでは、何点かお聞きします。 これは、世界の流れである中等教育、高等教育の無償化について、民主党政権下で始まった制度を政権交代によってその高校授業料の無償化を改めたという問題があります。世界の流れに逆行しているということです。 そこで、お聞きしたいんですけれども、平成26年度から入学する生徒の就学支援金の交付方法、授業料の徴収方法についてお聞きします。 これについては、平成26年2月5日付で文部科学省初等中等教育局財務課高校就学支援室が、各都道府県の教育委員会に事務連絡を発出しております。その中で、「就学支援金は受給権者の授業料に係る債権の弁済に充てるものであり、授業料を徴収せず就学支援金と相殺させることが望ましいと考えております。新制度の授業料の徴収については、生徒、保護者の負担に十分留意したものとなるよう御検討いただきますようお願いいたします」ということです。また、このことについて、「市町村立高校を設置する区域内の市町村教育委員会に対して御周知いただきますようお願いいたします」という事務連絡であります。 この事務連絡を受けて、どのような形で就学支援金の交付方法を検討されているのかお聞きします。 ○議長(山部弘君) 池田教育委員会総務課長教育委員会総務課長(池田稔君) 11番 上田議員からいただきました海南下津高等学校条例の一部を改正する条例に関する御質疑に御答弁申し上げます。 提案理由でも申し上げましたとおり、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部が改正され、これまで不徴収とされておりました公立高等学校の授業料につきましては、保護者の市町村民税の所得割額が30万4,200円以上の世帯につきましては、授業料の負担をしていただくことになりました。 一方、保護者の市町村民税の所得割額が30万4,200円未満の世帯につきましては、授業料に相当する額の就学支援金が国から交付されることが定められ、これが授業料に充てられることで引き続き授業料は実質無償となります。 このように、このたび法律の一部改正で、市町村民税の所得割額によって公立高等学校の授業料を負担していただくかどうか判断されることとなりましたので、まず高校に入学していただいた際、原則として生徒全員から保護者の平成25年度の課税証明書等を提出していただき、和歌山県に対して、まず4月から6月分の高等学校等就学支援金の申請を行います。続きまして、7月に平成26年度の課税証明書が発行されますので、平成26年度の課税証明書を提出していただき、7月分から翌年3月分の申請をいたします。 このように、新入学生につきましては、証明書発行時期の関係で年2回の申請をしていただくこととなります。また、市町村民税の所得割額が30万4,200円以上の保護者につきましては、直接授業料を徴収させていただきます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 平成26年度は就学支援金を受けられても、保護者の所得によっては平成27年度は授業料を払わなければならないということになりますね。だから、これは授業料の無償化ではないんですね。そういう点では、やはりひどい制度だと思うんですよ。親の所得によって授業料を払う生徒と、そうでない生徒がいることになります。これは、国の制度の問題ですんで、これ以上は差し控えます。 しかし、今の御答弁いただきますと、1つは課税証明を出さないと幾ら低所得でも授業料が実質無償にならないということになります。そういう制度ですから、そのことをここでけしからんと言うてもしゃあないんで、具体的にお聞きしますが、例えば、市税を滞納していてなかなか市役所の税務課へ行きづらいという人もおられますよね。行ったら「証明書は出すけれど、先に滞納してる税金納めてよ」ということが起こり得ると思うんですよ。だから、そういう世帯では、なかなか市役所の敷居が高いという問題が出てくると思うんです。この点について、どのようにお考えになりますか。例えば、税務課へ教育委員会から交付の申請をするというような配慮をするお考えをお持ちではないですか。 それと、場合によっては離婚協議中という家庭もあると思うんですよ。それとか、DVを受けていて、お母さんと子供さんが御主人のわからないところに避難している場合もありますね。そういったケースの場合、どういうふうな対応を考えられているのか、お聞きします。 2点目は、就学支援金について、高等学校の先生方からは「対応する事務が非常に複雑やし負担になる」という声をお聞きしてるんですけれど、課税証明を取りまとめる事務は、担任の先生がなさるんですか、お答えをお聞かせください。 ○議長(山部弘君) 池田教育委員会総務課長教育委員会総務課長(池田稔君) 11番 上田議員からいただきました海南下津高等学校条例の一部を改正する条例に関する再度の御質疑に御答弁申し上げます。 保護者の方でいろいろな条件が異なるが、その対応についてはどうするのかという御質疑につきましては、具体的にこうするということではなく、就学支援金制度の趣旨を十分御理解いただくとともに、十分相談しながらそういう家庭については丁寧に進めてまいりたいと考えてございます。 それから、2点目の事務について、教員の負担にならないのかという御質疑につきましては、海南下津高等学校には事務担当の職員がおりますので、そちらのほうが主体となって対応してまいりたいと考えてございます。 また、初めてのことでもありますので、教育委員会と学校と十分調整しながら対応してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) そういった問題についても、文部科学省のQアンドAとかにはなかったかい。 所得基準以下の世帯、保護者にとっては、授業料の不徴収というのはいい制度なんですけれどね、やはりいろんな問題を含んでいると思うんですよ。先ほど、言いましたけれども、税金の納付の関係でね、市役所へなかなか行きづらいという家庭もあると思うんですよ。そういう点については、税務担当部局にこの制度の趣旨を十分伝えて、課税証明が円滑に交付されるように意見交換をやっていただきたいと思います。 それと、DVなどで緊急に避難されている家庭についてはどうするのかというような細部についても、検討をしていただきたいと思うんです。このことによって、授業料を納付しなければならない事態が起こらないようにしていただきたいと思います。 それと、もう一つ、事務の問題ですけれども、こういう非常に複雑な事務を伴うことについては、できるだけ担任の先生の仕事から外して、事務室がありますから、教育委員会も挙げてこの事務に当たっていただきたい。特に制度が変わった初年度ですから、学校への問い合わせと同時に教育委員会でも受け付けをするという体制など、十分な御配慮をお願いしまして質疑を終わります。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について御質疑のある方はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第7 議案第4号 海南市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第7 議案第4号 海南市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第4号 海南市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例につきましては、これまで2次にわたって行われてきた義務づけ・枠づけの見直しをさらに進めるため、第3次の一括法が制定され、その中で社会教育法の改正が行われました。社会教育委員の委嘱の基準につきましては、従来、社会教育法により定められておりましたが、このたびの改正により、当該基準について条例で定めることとなりましたので、海南市社会教育委員に関する条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、条例の趣旨を規定してございます第1条中の「設置」の次に「委嘱の基準」を加え、第3条から第5条までを1条ずつ繰り下げ、第2条の次に新たな第3条として社会教育委員の委嘱の基準を加えようとするもので、委員は学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する活動を行う者並びに学識経験のある者の中から教育委員会が委嘱する旨、規定してございます。この委嘱の基準につきましては、文部科学省令の基準を準用してございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午前10時05分休憩 -------------------          午前10時16分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第44議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第44 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例については関連がございますので、一括議題といたします。 当局の説明を求めます。 三口総務部長   〔総務部長 三口素美雄君登壇〕 ◎総務部長(三口素美雄君) 消費税の引き上げに伴う条例改正議案につきまして、個別の議案内容については各担当課長から御説明いたしますが、私のほうからは、これらの議案内容について総括的に御説明申し上げます。 平成24年8月22日、国と地方の消費税率の引き上げを内容とする社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律及び社会保障の安全財源等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律が公布されました。これらの法律では、その附則において消費税率の引き上げに当たっては、経済状況の好転について種々の経済指標を確認し、経済状況等を総合的に勘案した上で、その施行の停止を含め所要の措置を講ずることが規定されています。 この規定に基づき、国において経済状況等を統合的に勘案した検討が行われた結果、昨年10月1日、予定どおり本年4月1日から国と地方の消費税率を合計5%から8%に引き上げることが閣議において確認されました。 これを受け、国から各地方公共団体においても、消費税率の引き上げに伴う公共料金等の改定について、税負担の円滑かつ適正な転嫁を基本として対処するとの考え方を踏まえ、適正に対処、対応されるよう助言もなされたところであります。 したがいまして、適正に消費税を転嫁する必要があることから、転嫁対象となる全ての使用料、手数料等の額を改定するため条例の改正をお願いするものでございます。 それでは、事前にお配りしてございます消費税の転嫁についてのA4判両面の資料をごらんいただきたいと思います。 消費税率等を乗じる際に生じる端数金額につきましては、従来の考え方により資料記載の表のとおり処理するものでございまして、10円未満切り捨てを基本とし、指定袋に係るごみ処理手数料や水道料金等については1円未満、漁港や港湾関係の占用料等については1銭未満切り捨てとしてございます。 なお、消費税率の引き上げに伴う条例議案につきましては、資料記載の全38議案でございまして、そのうち議案第41号及び42号につきましては、地籍調査の成果等に基づく地番変更に関する改正もあわせて行うものでございます。消費税引き上げに伴う条例改正議案の総括的な説明は以上でございます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、まず初めに総括質疑を願うことにいたします。総括質疑については通告制をとっていますので、通告による質疑を許可いたします。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 総括の質疑を行いたいと思います。 消費税の私どもの基本的な考え方をまず述べさせていただきたいというふうに思います。 自民党、公明党、民主党が、一昨年の8月に消費税増税をするということで、3党合意が行われました。そして、この4月に8%、そしてことしの秋に経済動向を見て、さらに2%の引き上げを決定するというわけです。 景気は上向いているというふうに言われております。確かに、新聞などの報道によりますと、ことしの春闘では自動車関係や電機関係の大手の企業でベースアップがされるそうです。 しかし、海南市やこの周りの中小企業や市役所、またその付近で働く方々の給料が上がったというふうには聞きませんし、物価がざっと上がってきました。ガソリンを初め、灯油などいろんなものが上がっている状況ですが、経済が上昇していると安倍首相は言っております。しかし、私も含めて、この周りでは経済が上向いているという実感はありません。廃業するという声も聞いております。 ちょっと消費税そのものについて若干お話をさせていただくことをお許し願いたいというふうに思います。 私どもの税負担というのは、基本的には税の民主主義ということで、能力に応じた税負担をしていくということが基本だというふうに思います。 野球で有名な国民栄誉賞をもらった王さんが1億円稼いだら75%税金で持っていかれるという話が当時ありました。ところが、今はどうでしょうか。まさに大金持ちや大企業減税がどんどん進んできてまして、ちょっと古いんですが、例えば2007年の資料でいきますと、申告所得税の負担率は1億円が最高なんです。1億円で26.5%、1億円超えたらだんだんと下がって、100億円近い人では14.2%なんです。つまり、トヨタで働く労働者とトヨタのトップの方とでは負担率はあまり変われへんのですね。 そういうふうに、片一方では、応能負担の原則をずっと踏みにじって、大金持ちほど能力に応じた負担をせなならんのに、それをずっと低い負担率にしてきています。 1996年に3%から5%に消費税を増税しました。そのときは景気がよかったんですが、そのときの税収が90.3兆円です。そして、これもちょっと古いんですが2010年の税収が76.2兆円です。14兆円税収が減っておるんです。消費税の税収は確かに上がってますよ。しかし、特に所得税や住民税などはかなり下がっています。 ところが、法人税を下げてきてるわけです。いわゆる大企業ほど法人税を払ってないというふうに言われていますが、とにかくね、こういうふうに消費税は不公平税制やということを言いまして、以下、総括質疑に入らせていただきたいというふうに思います。 まず、1点目です。消費税そのものに対する市長の基本的な考えについてお教え願いたいというふうに思います。 2点目。部長は国の指導云々と言われましたが、なぜ、増税分を転嫁するのか。 3点目。転嫁をせんとそのまま行く方法だって、私はあり得ると思うんです。そこでお伺いしますが、もし転嫁をせなんだら、例えば交付税とか、いろんな補助金とかでペナルティーがあるのかどうか。 そして、4点目です。法律では公共料金、使用料などは消費税を税務署に納入せんでもええわけですね。法律では納入せんでもええのに転嫁する理由がわからない。その点、お教え願いたい。 以上です。 ○議長(山部弘君) 当局の答弁を求めます。 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 河野議員の御質疑にお答えをいたします。 御通告いただき、ありがとうございます。 消費税に関する基本的な考え方についてであります。まず、税負担は応能負担という御発言でありました。そのとおりであるというふうに思います。しかし、国民のお一人お一人が行政サービスの受益をどこまで希望されるかという問題が大きいわけでございまして、少子高齢化に伴い社会保障関連経費が年々増加する中、政府や私ども地方公共団体の歳出も急速に伸びているのが現状であります。 しかし、一方、経済の成熟化により高い経済成長率が望めず、税収が伸びない現状においては、消費に課税することによって、所得税等で十分に把握できない所得に対して間接的な課税となりますので、特定の世代に負担が集中することなく、広くほとんどの国民を対象とした税となります。 今回の改定は、先ほど総務部長からの説明、また議員からの発言にありましたように、一昨年の8月に民主党政権下の野田第2次改造内閣において3党合意のもと、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が成立したことを受けまして、昨年の10月1日に第2次安倍内閣が消費税率を本年4月から8%に引き上げる閣議決定をし、実施をされるものであります。 国政で論議されたものでありまして、民主主義は多数決で決せられるところでありますので、何とぞ御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 14番 河野議員の御質疑にお答えさせていただきます。 なぜ、増税分を転嫁するのかということでございますが、消費税の引き上げに伴う公共料金、使用料等への転嫁についてでありますが、消費税法及び地方税法が改正されており、また総務省からも公の施設の使用料、公共料金等については消費税率引き上げに伴い、消費税が円滑かつ適切に転嫁されるよう、使用料等の改定に係る条例改正等の措置を講じられたい旨の通知が出されております。 地方自治体としては、法律に従い消費税の転嫁が必要な使用料等については、消費税を適切に転嫁しなければならないと考えております。 なお、転嫁分の全体額でありますが、一般会計で約300万円、7つの特別会計の合計で約220万円、水道事業会計で約2,200万円、病院事業会計で約600万円となっております。 次に、消費税率引き上げ分を転嫁しない場合の国からのペナルティーについてでございますが、国、県からはペナルティーがあるとは聞いておりません。 次に、法律では公共料金、使用料などについては消費税の納税義務がないことについてでありますが、議員御指摘のとおり、消費税法では国、地方公共団体等に対する特例として、自治体が一般会計に係る業務として行う事業については納税額が発生しない仕組みとなっております。 しかしながら、消費税法では課税対象が定められておりますので、課税対象となる使用料等については法律にのっとり課税すべきであると考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 市長の御答弁も、企画財政課長の御答弁も、私はまるっきり反対ですので納得はしておりませんが、総括質疑ですから、もうくどくどと述べません。 市長から答弁いただいたんですけれどね、市長も非常に大変やという気持ちはわかるんですよ。首長っていうのは、ほんまに今まさに財政的な部分もいろんな状況の中で大変やということは私もようわかります。しかし、この部分について、反対とか賛成とか、もう消費税増税に対する基本的な部分だけでもいいですから述べていただきたい。これだけお願いします。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 河野議員から再度の御質疑にお答えいたします。 今回の消費税率の3%アップにつきましては、先ほども御答弁申し上げましたように、国政においてもそれぞれ国会議員の皆様の思いのある中で慎重に審議をされて決められたものでございますので、私どもといたしましては、そういった考えに沿って今回の条例改正等を提案させていただいたところでございますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって14番 河野敬二君の総括質疑は終わりました。 以上で総括質疑は終了いたします。 次に、各議案について順次審議に入ります。 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、公民館の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、公民館の使用料の額について規定しております別表第2中、2,520円を2,590円に、6,300円を6,480円に、1,260円を1,290円に、3,150円を3,240円に、1,890円を1,940円に、5,040円を5,180円に、500円を510円に、700円を720円に、1,500円を1,540円に、300円を310円に、1,000円を1,030円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 議案第5号だけにかかわる問題じゃないんですけれども、海南市公民館条例の一部を改正するに当たり、社会教育委員会議でこれを諮られていますか。 ○議長(山部弘君) 中阪生涯学習課長 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 11番 上田議員からの公民館条例の一部を改正する条例についてにかかわる御質疑に御答弁申し上げます。 社会教育委員会議に諮らせていただいて、御理解をいただいたところでございます。 ○議長(山部弘君) 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 諮っているということですので、本日提出していただかなくて結構ですが、常任委員会の委員会審査時に、社会教育委員会議への諮問や社会教育委員会議からの答申についての資料を出してください。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第6号 海南市民会館条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第6号 海南市民会館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、市民会館の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するとともに、条文の整備を行うため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、市民会館の使用料の額について規定しております別表を改正条例案記載のとおりに改めようとするものでございまして、使用料を消費税等を転嫁した額に改めるとともに、調理室の項を削り、映写機をプロジェクターに改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第7号 海南市巽コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第7号 海南市巽コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、巽コミュニティセンターの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、巽コミュニティセンターの使用料の額について規定しております別表中、2,520円を2,590円に、6,300円を6,480円に、1,260円を1,290円に、3,150円を3,240円に、1,890円を1,940円に、5,040円を5,180円に、500円を510円に、700円を720円に、1,500円を1,540円に、300円を310円に、1,000円を1,030円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第8号 海南市民交流センター条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第8号 海南市民交流センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、市民交流センターの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、市民交流センターの各室使用料の額について規定しております別表中、1万2,600円を1万2,960円に、1万8,900円を1万9,440円に、1万500円を1万800円に、1万5,750円を1万6,200円に、3,780円を3,880円に、5,670円を5,830円に、3,150円を3,240円に、4,720円を4,860円に、8,820円を9,070円に、1万3,230円を1万3,600円に、7,350円を7,560円に、1万1,020円を1万1,340円に、520円を540円に、780円を810円に、1,050円を1,080円に、1,570円を1,620円に、310円を320円に、470円を480円に、2,100円を2,160円に、730円を750円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第9号 海南市体育館条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第9号 海南市体育館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、体育館の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、総合体育館の使用料の額について規定しております別表の1の表中、1,570円を1,620円に、1,260円を1,290円に、1,830円を1,890円に、1万4,700円を1万5,120円に、6,300円を6,480円に、5,040円を5,180円に、8,920円を9,180円に、7万9,800円を8万2,080円に、8,400円を8,640円に、6,930円を7,120円に、1万2,600円を1万2,960円に、11万250円を11万3,400円に、2万6,250円を2万7,000円に、2万5,200円を2万5,920円に、3万9,370円を4万500円に、31万5,000円を32万4,000円に、350円を360円に、260円を270円に、3,150円を3,240円に改め、市民体育館の使用料の額について規定しております別表の2の表中、1,470円を1,510円に、1,170円を1,200円に、2,200円を2,260円に、1万7,640円を1万8,140円に、2,620円を2,700円に、3,540円を3,650円に、3万1,500円を3万2,400円に改め、拝待体育館の使用料の額について規定しております別表の3の表中、2,100円を2,160円に、4,200円を4,320円に、3,150円を3,240円に、7,350円を7,560円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第10号 海南市運動場条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第10号 海南市運動場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、運動場の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、運動場の使用料の額について規定しております別表中、940円を970円に、1,600円を1,650円に、1,260円を1,290円に、700円を720円に、1,200円を1,240円に、310円を320円に、400円を420円に、630円を640円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第11号 海南市テニスコート条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第11号 海南市テニスコート条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、テニスコートの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、テニスコートの使用料の額について規定しております別表中、520円を540円に、720円を740円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第12号 海南市ゲートボール場条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第12号 海南市ゲートボール場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、ゲートボール場の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、ゲートボール場の使用料の額について規定しております別表中、1,050円を1,080円に、1,570円を1,620円に、2,620円を2,700円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第13号 海南市室内温水プール条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第13号 海南市室内温水プール条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、室内温水プールの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、市民温水プールの個人利用、団体利用の場合の使用料の額について規定しております別表の1-1の表中、310円を320円に、470円を480円に、150円を160円に改め、同表備考第4項中、2,520円を2,590円に、3,780円を3,880円に改め、同プールの占用利用の場合の使用料の額について規定しております別表の1-2の表中、1万2,600円を1万2,960円に、1万6,800円を1万7,280円に、2万5,200円を2万5,920円に、3万3,600円を3万4,560円に、260円を270円に改め、下津室内プールの個人利用、団体利用の場合の使用料の額について規定しております別表の2-1の表中、310円を320円に、470円を480円に、150円を160円に改め、同表備考第4項中、2,520円を2,590円に、3,780円を3,880円に改め、同プールの占用利用の場合の使用料の額について規定しております別表の2-2の表中、1万2,600円を1万2,960円に、1万6,800円を1万7,280円に、2万5,200円を2万5,920円に、3万3,600円を3万4,560円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第14号 海南市住民センター条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 楠川社会福祉課長   〔社会福祉課長 楠川安男君登壇〕 ◎社会福祉課長(楠川安男君) 議案第14号 海南市住民センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、住民センター使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、住民センター使用料の額について規定しております別表中、2,100円を2,160円に、3,150円を3,240円に、8,400円を8,640円に、520円を540円に、1,560円を1,600円に、1,570円を1,620円に、4,200円を4,320円に、1,000円を1,030円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第15号 海南市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 小柳高齢介護課長   〔高齢介護課長 小柳卓也君登壇〕 ◎高齢介護課長(小柳卓也君) 議案第15号 海南市保健福祉センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、保健福祉センター内の多目的ホールの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、使用料の額について規定しております別表中、5,350円を5,500円に、7,660円を7,880円に、1万9,320円を1万9,870円に、550円を570円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第16号 海南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 岡島環境課長   〔環境課長 岡島正幸君登壇〕 ◎環境課長(岡島正幸君) 議案第16号 海南市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、一般廃棄物及び特定家庭用機器廃棄物の処理手数料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、事業者が事業系一般廃棄物の収集、運搬及び処分を市に委託する場合の額について規定しております別表第1中、50円を51円に、また特定家庭用機器廃棄物に係る手数料の額について規定しております別表第2中、2,000円を2,050円に、1,800円を1,850円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第17号 海南市地域排水処理施設条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 岡島環境課長   〔環境課長 岡島正幸君登壇〕 ◎環境課長(岡島正幸君) 議案第17号 海南市地域排水処理施設条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、地域排水処理施設の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、地域排水処理施設の使用料の額について規定しております別表第3中、住宅用で戸建て住宅の基本料金につきましては4,300円から4,420円に、集合住宅の基本料金は3,500円から3,600円に、1人増すごとの加算金額は、戸建て住宅、集合住宅ともに500円から510円としてございます。公共公益施設用の基本料金につきましては1万1,000円から1万1,315円に、事務所等営業用の基本料金につきましては1万2,000円から1万2,343円としてございます。また、50立方メートルを超える加算金額につきましても、それぞれ所要の改正を行っております。 次に、地域排水処理施設の加入負担金の額について規定しております別表第4中につきましても、全てに所要の改正を行ってございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第18号 海南市下津斎場条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 岡島環境課長   〔環境課長 岡島正幸君登壇〕 ◎環境課長(岡島正幸君) 議案第18号 海南市下津斎場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市下津斎場の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市下津斎場の使用料の額について規定しております別表第2中、5,000円を5,150円に、2万5,000円を2万5,710円に、1万円を1万290円に、2万円を2万570円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第19号 海南市双青閣条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第19号 海南市双青閣条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、双青閣の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、双青閣の使用料の額について規定しております別表中、1,050円を1,080円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第20号 海南市農村婦人の家条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第20号 海南市農村婦人の家条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、農村婦人の家の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、農村婦人の家の使用料の額について規定しております別表中、400円を420円に、270円を280円に、540円を560円に、130円を140円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第21号 海南市民農園条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第21号 海南市民農園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、市民農園の使用料ついて消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、市民農園の使用料の額について規定しております第8条第1項中、1万2,000円を1万2,340円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第23号 海南市漁港管理条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第23号 海南市漁港管理条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、漁港施設の利用料、使用料及び占用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、平成26年度まで漁船等以外の船舶に係る漁港施設利用料及び使用料の特例について規定しております附則第6項中、21円を21円60銭に、14円を14円40銭に、漁港施設の利用料、使用料及び占用料の額について規定しております別表中、4円20銭を4円32銭に、21円を21円60銭に、17円85銭を18円36銭に、500円を510円に、4,000円を4,110円に、260円40銭を267円84銭に、519円75銭を534円60銭に、168円を172円80銭に、117円60銭を120円96銭に、202円65銭を208円44銭に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 1円未満の金額を提示されているわけでございますけれど、そこの理由をお聞かせ願いたいんです。円単位以下の銭という数字が載っていますけれども、なぜこういう形になっているのかという説明をお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 7番 黒原議員の御質疑に御答弁申し上げます。 漁港施設の利用料、使用料及び占用料の算定に当たりましては、この施設のうちの駐車場とその他の施設の使用料等とは基本的な考え方が異なってございます。駐車場は、車の大きさに関係なく、1日当たり1台の単価あるいは1カ月当たりの1台の単価を定めておりまして、円未満の単位は使用してございません。 一方、泊地、岸壁、物揚げ場、桟橋、野積み場、漁具干し場等の漁港施設においては、そこを使用しようとする面積または長さに使用等の日数と単価を乗じて使用料等を算出することとなります。その使用料を正確に算出するために、円の100分の1単位である銭を使ってきた経過がございまして、今回の使用料等の改正の目的は消費税の適正な転嫁でございますので、従来どおり銭単位の金額としてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 説明はよくわかるんですけれども、今、私どもの住んでいるこの国では、銭とか厘とかという通貨は廃止されているはずなんですよ。世の中に出回っていないし、貨幣の法律の中でも、補助貨幣の通用はできないという条文もあります。それと、こういう価格の提示をするときには1円単位の整数をもって表示をするというふうな法律もあったと思うんです。それらに合致しないんではないんかなとか思うんですけれども、その辺はどのような御見解がございますか。
    ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 7番 黒原議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律の第2条第1項におきまして、「通貨の額面価格の単位は円とし、その額面価格は一円の整数倍とする。」とあり、通貨については1円以上ということになってございます。 ただ、その第2条第2項で、「一円未満の金額の計算単位は、銭及び厘とする。この場合において、銭は円の百分の一をいい、厘は銭の十分の一をいう。」という規定がございますので、銭単位でのこの金額の表示には無理がないものと判断しております。 ○議長(山部弘君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 他の自治体なんかでも、こういう改正のときに銭という数字を取っ払って、円単位での表示をしているところもあるんじゃないかなと思うんです。私は、それは全然問題がないと思うんです。銭単位での表示は今の時代にどうかなと思うんですけれど、海南市はこういう形で残していくのかというのがよくわからないんです。今の時代に合うように改正することは法に触れないと思いますが、そのような改正についてお考えがあるかどうかだけお聞かせ願えますか。 ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 7番 黒原議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 今回、提案させていただいておりますこの金額につきましては、円以下の銭という単位を使わせていただいております。他の自治体の状況も確認いたしましたところ、円以下を切り捨てているところや銭単位で行っているところなどいろいろございます。そのような状況の中ですけれども、今回は消費税の適正な転嫁という目的で条例の改正をお願いするものでございまして、今後、他の自治体の取り組み、その状況等、それからその影響等をもう少し研究させていただいた中で判断させていただきます。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について御質疑のある方はございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 適正な転嫁というわけやろ。適正に自分で判断したらええんと違うんか。他市の状況もあると思うけれども、この際わかりやすくすべきやと思うんです。 消費税の転嫁ちゅうのはわかんねんけれども、円未満の切り捨ては別に国と関係はないやろ。銭単位で出してんのはこの条例と海南市港湾施設管理条例だけ違うんか。 先ほどの総務部長からの総括的な説明で、1銭未満切り捨て、1円未満切り捨て、10円未満切り捨てって言うておられたけれども、「適正に」って言うんやったら、この際、その銭の部分についても適正にしたらええんと違うか。柔軟に対応すべきやと思うんやけれども。その点ちょっと、3月にやめるまちづくり部長、どうですか。 ○議長(山部弘君) 谷まちづくり部長 ◎まちづくり部長(谷勝美君) 14番 河野議員の議案第23号にかかわります御質疑に御答弁申し上げます。 ただいま産業振興課長のほうから消費税の適正な転嫁ということで銭単位というお話をさせていただきました。ここで言う消費税の適正な転嫁というのは、消費税法及び地方消費税法にのっとって5%の税率を8%にアップするという法律にのっとった適正な転嫁という意味でございますので、議員おっしゃるような意味の適正な転嫁というふうには考えてございません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 消費税が5%から8%になるのは知っています。適正というのは柔軟に対応したらええということなんです。そやから、消費税が3%から5%になったときに一部の自治体で手数料等を改定しなかったとこもあんのやで。 消費税の適正な転嫁ということで、国からの通知があると総務部長が説明されてました。せやけど、「適正に」というのはいわゆる行政の裁量やで。先ほどの答弁では国からペナルティーも何にもないって言うたいしょ。 この際、きちっと適正に銭の部分について見直すべきやということを言うてんねん。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 河野議員からの再度の御質疑にお答えいたします。 先ほども黒原議員の御質疑にもお答えしたところでございますが、やはりこの海南市漁港管理条例におきましては、面積や長さに対して日数を掛けるということでございますので、やはり銭単位を捨ててしまうにはあながちもったいないということで、我々の協議の中で残させていただいたところでございまして、現在の価格を1.05で割って、それに1.08を掛けたのが適正な転嫁ということで、先ほど来、答弁をさせていただいた理由でございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 委員会でよろしくお願いしたい。 それでね、いっこだけ聞いとくわ。この消費税増税によって手数料等を上げる中で、1銭未満切り捨てのやつが幾つ、1円未満切り捨てのやつが幾つ、10円切り捨てのやつが幾つなのか全部教えてよ。市民にとっては大変ですから、数だけ教えてください。 ○議長(山部弘君) この際、暫時休憩いたします。          午前11時28分休憩 -------------------          午前11時42分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第44 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例についてまでの議事を継続いたします。 当局から答弁を求めます。 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 14番 河野議員からの議案第23号にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 今回の消費税の引き上げ関係議案のうち、使用料手数料等の種類ごとの1銭未満切り捨て、1円未満切り捨て、10円未満切り捨ての総件数でありますが、まことに申しわけございませんが、今のところ集計できておりませんので、所管の委員会にその件数を報告させていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第24号 海南市道路占用料条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第24号 海南市道路占用料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、道路占用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、道路占用料の額について規定しております別表備考8中、消費税法の次に(昭和63年法律第108号)を加え、100分の105を100分の108に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第25号 海南市改良住宅条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第25号 海南市改良住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市改良住宅の店舗及び市場の家賃について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市改良住宅の店舗及び市場の家賃について規定しております第9条第3項中、840円を860円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、家賃の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第26号 海南市営駐車場条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第26号 海南市営駐車場条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市営駐車場の駐車料金について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市営駐車場の駐車料金について規定しております別表中、定期駐車に係る料金8,500円を8,740円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、駐車料金の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第27号 海南市わんぱく公園条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第27号 海南市わんぱく公園条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市わんぱく公園の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市わんぱく公園の使用料について規定しております別表中、420円を430円に、840円を860円に、300円を310円に、4,510円を4,640円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、使用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第28号 海南市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第28号 海南市法定外公共物管理条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市法定外公共物の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するとともに条文の整備を行うため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市法定外公共物の使用料について規定しております別表中、占用面積を使用面積に改め、同表備考2中、占用を使用に改め、同表備考3中、占用料を使用料に、占用物件を使用物件に、占用期間を使用期間に改め、同表備考4中、占用料を使用料に、占用物件を使用料物件に、占用期間を使用期間に改め、同表備考5中、占用料を使用料に改め、同表備考6中、土地占用料を土地使用料に、100分の105を100分の108に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、使用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第29号 海南市準用河川条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第29号 海南市準用河川条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、準用河川に係る占用料等について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市準用河川の流水占用料、土地占用料及び土石採取料について規定しております別表第1から別表第3までの規定中、100分の105を100分の108に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、料金の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第30号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第30号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市港湾施設の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市港湾施設の使用料について規定しております別表中、31円50銭を32円40銭に、6万8,250円を7万200円に、2円10銭を2円16銭に、3円15銭を3円24銭に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、使用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行いますが、本案については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 先ほどの議案第23号と同じ趣旨の質疑なんですけれども、1円未満の金額での表示についての説明をお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 服部管理課長 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 7番 黒原議員よりいただきました議案第30号 海南市港湾施設管理条例の一部を改正する条例についてにかかわっての御質疑に御答弁いたします。 海南市港湾管理条例の使用料の単価につきましては、和歌山県港湾施設管理条例の単価の表記を準用しておりまして、県条例におきましても使用料の単価の表記について銭単位を使用しているため、これに準じ海南市の港湾施設の使用料の単価におきましても銭単位で定めたものでございます。 なお、利用者から使用料を徴収するときに10円未満の端数が生じた場合は切り捨てることとなってございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) ありがとうございます。 支払う方法もよくわかりました。先ほどの河野議員からの質疑にもあったんですけれども、柔軟に対応していただきたいというのが趣旨なんです。しかし、今の服部課長の答弁であれば、この条例に関しては、県の条例を準用しているということです。つまり、他の条例が円単位に変わったときでも、この条例だけは、県の条例が改正されなんだらこのまま銭単位の表示を使っていくということでよろしいんでしょうか。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 黒原議員の御質疑にお答えいたします。 その判断についてはなかなか難しいところでございますが、県の条例改正等が行われた際に改めて協議等させていただきたいと思いますので、我々もできるだけ臨機応変に対応したいと考えているところでございます。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について御質疑のある方はございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第31号 海南市下津港湾会館条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第31号 海南市下津港湾会館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市下津港湾会館の使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、会館の会議室、事務室及び待合室の使用料について規定しております別表の(1)の表中、1,830円を1,890円に、2,520円を2,590円に、2,830円を2,910円に、3,570円を3,670円に、570円を590円に、730円を750円に、2,360円を2,430円に、3,300円を3,400円に、3,780円を3,880円に、4,720円を4,860円に、940円を970円に改め、同表備考2中、855円を880円に改めようとするものでございます。 次に、会館の事務室の使用料について規定しております別表(2)の表中、5万4,430円を5万5,980円に、3万2,660円を3万3,590円に、2万1,540円を2万2,160円に、9,720円を1万円に、9,730円を1万10円に、2万690円を2万1,280円に、2万3,140円を2万3,800円に、2万1,780円を2万2,410円に、1万4,470円を1万4,890円に、1万5,010円を1万5,440円に、1万3,970円を1万4,370円に、4万7,760円を4万9,120円に、2,860円を2,940円に改めようとするものでございます。 次に、会館の待合室の使用料について規定しております別表(3)の表中、1,250円を1,290円に、3,670円を3,780円に、1,830円を1,890円に、3,150円を3,240円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、使用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第32号 海南市都市下水路条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第32号 海南市都市下水路条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市都市下水路の占用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市都市下水路の占用料について規定しております別表備考6中、100分の105を100分の108に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、占用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 この際、昼食のため午後1時30分まで休憩いたします。          午後0時10分休憩 -------------------          午後1時30分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第44 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例についてまでの議事を継続いたします。 次に、議案第33号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第33号 海南市水道事業給水条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、給水料金及びメーター使用料、さらに分担金について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例改正の内容でございますが、給水料金の額について規定しております別表第1中、1,333円を1,371円に、133円を137円に、170円を174円に、187円を193円に、2,667円を2,743円に、205円を211円に、229円を236円に、1万6,065円を1万6,524円に、84円を86円に、279円を287円に、168円を172円に改めようとするものでございます。 次に、メーター使用料の額について規定しております別表第2中、63円を64円に、105円を108円に、126円を129円に、241円を248円に、892円を918円に、1,207円を1,242円に、1,942円を1,998円に、3,097円を3,186円に、4,672円を4,806円に改めようとするものでございます。 次に、分担金の額について規定しております別表第3中、7万3,500円を7万5,600円に、21万円を21万6,000円に、37万8,000円を38万8,800円に、94万5,000円を97万2,000円に、136万5,000円を140万4,000円に、315万円を324万円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 これについて、附則第2項では「この条例の施行の日前から継続して供給している水道の使用で、施行日以後初めての水道料金の支払を受ける権利が確定する日までの水道料金については、この条例による改正後の海南市水道事業給水条例の規定にかかわらず、なお従前の例による」としてございます。 次に、附則第3項では「新条例の規定は、施行日以後における給水装置の新設及び増径工事の申込みに係る分担金について適用し、施行日前における給水装置の新設及び増径工事の申込みに係る分担金については、なお従前の例による」としてございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 消費税の引き上げによって水道料金も上がるということなんですけれども、水道料金というのは、市民の方や事業者の方々に大きなかかわりがあるかと思います。一律に3%引き上げになるわけですから、市民生活に大きな影響があると考えるわけですけれども、それについて、どのようにお考えになっているかをお聞きします。 ○議長(山部弘君) 口井業務課長 ◎業務課長(口井康秀君) 13番 橋爪議員からの水道料金への消費税増額分の転嫁が市民生活にどのような影響が出るかという御質疑でございます。 給水料金、メーター使用料、分担金は消費税の課税対象ということで今回条例の改正をお願いしておるんですけども、私どもといたしましては、課税事業者として水道事業の経営を行っていく上で、給水料金、メーター使用料及び分担金につきましては、消費税増税相当分を適正に水道料金に転嫁させていただくことが水道事業経営の安定性を保っていく上での基本であると考えているところでございます。 実際、一般的な家庭で1カ月に約87円の増額となり、市民生活に影響もあろうかと思いますが、私どもとしましては、課税事業者として経営のほうにも力入れていく必要もございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) おっしゃる意味はよくわかるんです。消費税を転嫁しないと経営的に大変だということです。 今お答えいただきましたように、一般的な家庭で1カ月約87円の増額になるということですね。それがね、多いか少ないかというのは別のことにしまして、幾ら節水に努めるといってもやっぱり水道というのは必ず使わなあかんものなので大変影響が大きいと思うんです。 まあ、いいです。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第34号 海南市簡易水道事業の設置及び給水に関する条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第34号 海南市簡易水道事業の設置及び給水に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられるのに伴いまして、給水料金及びメーター使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例改正の内容でございますが、七山簡易水道の給水料金の額について規定しております別表第1中、708円を729円に、945円を972円に、52円を54円に改めようとするものでございます。 また、木津沖野々簡易水道の給水料金の額について規定しております別表第2中、708円を729円に、945円を972円に、64円を65円に改めようとするものでございます。 また、野上中簡易水道の給水料金の額について規定しております別表第3中、945円を972円に、81円を84円に改めようとするものでございます。 また、高津孟子簡易水道の給水料金の額について規定しております別表第4中、945円を972円に、94円を97円に改めようとするものでございます。 次に、メーター使用料について規定しております別表第5中、31円を32円に、52円を54円に、63円を64円に、105円を108円に、315円を324円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございます。また、料金の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて附則第2項に規定してございまして、「この条例の施行の日前から継続して供給している水道の使用で、同日以後初めて水道料金の支払を受ける権利が確定する日までの水道料金については、この条例による改正後の海南市簡易水道事業の設置及び給水に関する条例の規定にかかわらず、なお従前の例による」としてございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第35号 海南市別所扱沢地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第35号 海南市別所扱沢地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、分担金の額について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、分担金の額について規定しております条例第2条中、61万5,000円を63万2,570円に改めようとするものでございます。 また、給水設置等の設置箇所数に伴う分担金の額を規定しております別表中、61万5,000円を63万2,570円に、52万5,000円を54万円に、46万5,000円を47万8,280円に、43万円を44万2,290円に改めようとするものでございます。 附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第36号 海南市上谷周辺地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第36号 海南市上谷周辺地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、分担金の額について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、分担金の額について規定しております条例第2条中、72万円を74万570円に改めようとするものでございます。 また、給水装置等の設置箇所数に伴う分担金の額を規定しております別表中、72万円を74万570円に、61万円を62万7,430円に、54万5,000円を56万570円に、50万5,000円を51万9,430円に改めようとするものでございます。 附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第37号 海南市幡川横田地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第37号 海南市幡川横田地区水道建設事業分担金徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、分担金の額について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、分担金の額について規定しております条例第2条中、61万5,000円を63万2,570円に改めようとするものでございます。 また、給水装置等の設置箇所数に伴う分担金の額を規定しております別表中、61万5,000円を63万2,570円に、52万5,000円を54万円に、46万5,000円を47万8,280円に、43万円を44万2,290円に改めようとするものでございます。 附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第38号 海南市簡易水道統合整備事業による共同井戸地区における水道建設に係る分担金徴収条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 口井業務課長   〔業務課長 口井康秀君登壇〕 ◎業務課長(口井康秀君) 議案第38号 海南市簡易水道統合整備事業による共同井戸地区における水道建設に係る分担金徴収条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、分担金の額について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例改正の内容でございますが、分担金の額について規定しております条例第3条中、61万5,000円を63万2,570円に改めようとするものでございます。 また、分担金の額の特例について規定しております附則第2項中、61万5,000円を63万2,570円に、53万6,500円を55万1,830円に、52万5,000円を54万円に、45万5,000円を46万8,000円に、46万5,000円を47万8,280円に、41万円を42万1,710円に、43万円を44万2,290円に、37万5,000円を38万5,720円に改めようとするものでございます。 また、給水装置等の設置箇所数に伴う分担金の額を規定しております別表中、61万5,000円を63万2,570円に、52万5,000円を54万円に、46万5,000円を47万8,280円に、43万円を44万2,290円に改めようとするものでございます。 附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) この分担金については、消費税が課税されるということやろ。分担金にも消費税を課税する国はおかしいと思うんや。あんたらは国に言えやんと思うんで、それはちょっと僕が思うてることだけ言うときますわ。 それでね、今回の改正で61万5,000円から63万2,570円にならいしょな。この分担金については、今でも高くて払えやんという声もあるんよ。それで、分割して払うてるやろ。61万5,000円から63万2,570円になれば、もっともっと細かく分割していかなあかんようになっていくと思うんです。1万7,570円の増額は、低所得の方々にとってはかなり大きな負担増なんですよ。そこらは、もっと細かく分割していく方法で対処してくれるのかどうか。 生活保護を受給している世帯は分担金は免除してくれるけどもよ、実際に生活保護基準の所得に近かったり、生活保護を申請せえへん生活保護基準の所得以下の世帯の方もあるわけやろ。そんな人らの支払いが非常に困難になると思うんでね、今以上にもっと細かく分割して納入ができるように取り組んでくれるのかどうかを教えてください。 ○議長(山部弘君) 口井業務課長 ◎業務課長(口井康秀君) 14番 河野議員の御質問に御答弁申し上げます。 現在、簡易水道統合事業を進めておるわけでございまして、この建設分担金については建設事業に充てるために徴収するものであることから課税収入となっておるところでございます。 今回消費税が上がることによって、現在分割で納付している分担金の額が上がるんではないかという御質疑でございますが、今回の条例の施行日以後に申し込みをされた方に対しては消費税を3%上げさせていただくんですが、以前に申し込まれていた方につきましては、当初の申し込んでいただいた金額を納付していただくことになってございます。つまり、61万円のときに申し込んでいただいた方には、61万円ということで最後まで払っていただくことになります。そして、平成26年4月1日にこの条例が施行されてから申込みのあった方については、増額した分担金を適用させていただきます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) そしたら、分割で払っている人は、余計に払わなあかんようになるんですか。早くに払ってしまっている人には増税の影響はないけれど、これから払う人は増額されるということなんですが、分割して払っている人はどうなんのよ。 ○議長(山部弘君) 口井業務課長 ◎業務課長(口井康秀君) 14番 河野議員からの再度の御質疑にお答えいたします。 私の説明不足もあったかと思うんですが、この条例の施行日である平成26年4月1日までに申し込んでくれた方については、旧来の税率で徴収させていただきまして、平成26年4月1日以降に申し込まれた方につきましては消費税率8%で徴収させていただきます。 以上でございます。   (「分割の方はどうなんのよ」と呼ぶ者あり) 分割で納付いただいている方につきましても、従来どおり総額61万円ということで徴収させていただきます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) そしたら、例えば幡川地区とか上谷地区とかの水道建設事業が終わっているところは、分担金を改定せんわけにはいかんのかい。消費税の増税前に完全に工事が終わってんのやいしょ。事業として終わってんのやから、申し込みは平成26年4月1日以降でも、消費税増税前と同じようにいかんのかい。多分いかんと思うけれどどうですか。 ○議長(山部弘君) 山縣水道部長 ◎水道部長(山縣弘幸君) 14番 河野議員の分担金に関しての御質疑に御答弁申し上げます。 既に完成した地区での建設分担金でございますが、建設当時は5%の消費税で工事を行いましたが、建設分担金は給水サービスの提供に対する対価として、起債の償還や当該施設の拡充の費用に充当します。ですので、平成26年4月1日以降に申請があった場合は、納税申告は8%で行うことになりますので、転嫁をお願いするものでございます。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第39号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山東医療センター事務長   〔医療センター事務長 山東昭彦君登壇〕 ◎医療センター事務長(山東昭彦君) 議案第39号 海南市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、室料等について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、室料差額及び手数料の額について規定しております別表第1中、6,300円を6,480円に、8,400円を8,640円に、1万2,600円を1万2,960円に、1万6,800円を1万7,280円に、別表第5中、2,100円を2,160円に、4,200円を4,320円に、520円を540円に、1,050円を1,080円に、3,150円を3,240円に、5,250円を5,400円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 先ほどの水道事業の場合は、消費税率が5%から8%に上がることによって、差し引きで100万円ほど収入が多くなるんですね。しかし、病院事業の場合は、そういかないと思うんですよ。原則、医療費からは消費税を取れませんから、医療機器を購入したり、薬剤を購入したりする場合は消費税を払わんなんのですね。そこで、消費税率が5%から8%になることによって、どれぐらいのマイナスが出てくるんかを教えていただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 山東医療センター事務長医療センター事務長(山東昭彦君) 12番 岡議員からいただきました質疑に御答弁申し上げます。 議員御指摘のとおり、収入に当たります入院収益、外来収益については、診療報酬上で決められた金額となり、これは非課税となっております。そういった中で、収入と支出とのトータルの影響--俗に言われる損税ですが--は、約2,000万円程度になります。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 約2,000万円ということですが、これがずっと続くわけですね。そして、来年の10月にはまた上がる予定です。これは、もう大変な状況になってくると思うんですが、この約2,000万円をどのようにしていくのかということも考えていかないかんと思うんです。 今も一生懸命やっていただいてると思うんですが、例えば、ジェネリックにかえて薬剤費を抑えていくということも対策になると思いますけれども、そういう方向での対策は考えておられるんかな。その点を教えてください。 ○議長(山部弘君) 山東医療センター事務長医療センター事務長(山東昭彦君) 12番 岡議員からいただきました再度の御質疑に御答弁申し上げます。 3%増税の影響額2,000万円の穴埋めとしまして、当然収益を上げる方策もとりながら、議員御指摘のジェネリック薬品のますますの入院患者への使用も図っていきます。 平成26年4月1日より診療報酬の請求にDPC(診断群分類包括評価)を導入いたします。これも一つの収益を上げるための方策でございます。なお、そのDPCでの医療点数の算定は、ジェネリック薬品の採用率もハードルとして求められています。そのハードルをクリアするために、今現在も入院患者に対する医薬品の投与については、できるだけジェネリック薬品に切りかえていくということを進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第40号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第40号 海南市防災コミュニティセンター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、防災コミュニティセンターの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、防災コミュニティセンターの使用料の額について規定しております別表中、280円を290円に、1,930円を1,980円に、370円を380円に、420円を430円に、3,100円を3,190円に、800円を830円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第41号 海南市温山荘プール条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第41号 海南市温山荘プール条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地籍調査の成果に基づき、温山荘プールの地番を改めるとともに、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、温山荘プールの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、温山荘プールの位置について規定しております第2条中、海南市船尾396番地を海南市船尾370番地1に、温山荘プール使用料の額について規定しております別表第2中、3,150円を3,240円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例中第2条の改正規定は公布の日から、別表第2の改正規定は本年4月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 次に、議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、海南市営住宅の駐車場使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するとともに、また地籍調査の成果等に基づき地番の変更が必要となった海南市営住宅の位置を改めるため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、駐車場の使用料について規定しております第56条中、3,150円を3,240円に改めようとするものでございます。 また、各住宅の位置等について規定しております別表中、藤白204番地ほかを藤白204番地27ほかに、重根1547番地を重根1547番地ほかに、多田982番地を多田982番地ほかに、七山772番地2ほかを七山772番地2に、船尾424番地を船尾442番地1に、船尾416番地を船尾415番地ほかに、船尾418番地を船尾418番地1に、藤白204番地を藤白204番地21ほかに、下津町小原1495番地を下津町小原1495番地3に、下津町下津285番地3を下津町下津284番地2に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例中第56条の改正規定は本年4月1日から、別表の改正規定は公布の日から施行しようとするものでございまして、駐車場使用料の引き上げに当たり必要となる経過措置もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって日程第8 議案第5号 海南市公民館条例の一部を改正する条例についてから日程第44 議案第42号 海南市営住宅条例の一部を改正する条例までの質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第45 議案第22号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程45 議案第22号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 この際、地方自治法第117条の規定により、15番 寺脇寛治君の退席を求めます。   〔15番 寺脇寛治君退席〕 当局の説明を求めます。 山縣産業振興課長   〔産業振興課長 山縣秀和君登壇〕 ◎産業振興課長(山縣秀和君) 議案第22号 海南市つり公園シモツピアーランド条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、本年4月1日から消費税率及び地方消費税率が引き上げられることに伴いまして、つり公園シモツピアーランドの使用料について消費税及び地方消費税を適正に転嫁するため条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正の内容でございますが、つり公園シモツピアーランドの使用料の額について規定しております別表中、1,050円を1,080円に、2,100円を2,160円に、300円を310円に、525円を540円に、200円を210円に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は本年4月1日から施行しようとするものでございまして、金額の引き上げに当たり必要となる経過措置と準備行為もあわせて規定してございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 15番 寺脇寛治君に入場してもらってください。   〔15番 寺脇寛治君入場〕 ○議長(山部弘君) この際、暫時休憩いたします。          午後2時21分休憩 -------------------          午後2時33分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第46 議案第43号 海南市集会所条例の一部を改正する条例について
    ○議長(山部弘君) 次に、日程第46 議案第43号 海南市集会所条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 中阪生涯学習課長   〔生涯学習課長 中阪雅則君登壇〕 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 議案第43号 海南市集会所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地籍調査の成果等に基づき海南市沖野々集会所の地番を改めるため、条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、各集会所の名称と位置を定めております第2条の表中、沖野々集会所の位置を海南市沖野々443番地4から海南市沖野々443番地5に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第47 議案第44号 海南市立保育所条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第47 議案第44号 海南市立保育所条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 宮井子育て推進課長   〔子育て推進課長 宮井啓行君登壇〕 ◎子育て推進課長(宮井啓行君) 議案第44号 海南市立保育所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地籍調査の成果等により海南市立保育所の地番を改めるとともに、現在休所中の黒江保育所を廃止するため、条例の改正をお願いするものでございます。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げます。 第2条の表中、室山保育所の位置を海南市黒江223番地から海南市黒江222番地に改め、次に黒江保育所を廃止するため、海南市立黒江保育所の項を削り、次に日方保育所の位置を海南市日方1289番地1から海南市日方1289番地26に改め、次にこじか保育所の位置を海南市下津町上2番地から海南市下津町上2番1に改めるものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 以上、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第48 議案第45号 海南市立白寿荘条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第48 議案第45号 海南市立白寿荘条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 小柳高齢介護課長   〔高齢介護課長 小柳卓也君登壇〕 ◎高齢介護課長(小柳卓也君) 議案第45号 海南市立白寿荘条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この条例は、養護老人ホームとして設置してございます海南市立白寿荘におきまして、当該施設が位置する海南市小野田地区の地籍調査が完了したことに伴いまして、その地籍調査の成果に基づき海南市立白寿荘の地番を改めるため、条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、海南市立白寿荘の位置について規定しております第2条中、海南市小野田820番地を海南市小野田820番地1に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第49 議案第46号 海南市児童館及び児童会館条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第49 議案第46号 海南市児童館及び児童会館条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 宮井子育て推進課長   〔子育て推進課長 宮井啓行君登壇〕 ◎子育て推進課長(宮井啓行君) 議案第46号海南市児童館及び児童会館条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地籍調査の成果等により市内の児童館及び児童会館の地番を改めるため、条例の改正をお願いするものでございます。 それでは、条文に従いまして、御説明申し上げます。 第2条第1項の表中、曽根田児童館の位置を海南市下津町曽根田1037番地から海南市下津町曽根田1040番地2に改め、次に小松原児童館の位置を海南市下津町小松原149番地から海南市下津町小松原145番地2に改め、次に梅田児童館の位置を海南市下津町梅田24番地7から海南市下津町梅田24番地1に改め、同条第2項の表中、小野田児童会館の位置を海南市小野田865番地から海南市小野田865番地1に改め、次に児童会館の位置を海南市木津58番地から海南市木津59番地1に改め、次に椋木児童会館の位置を海南市椋木146番地から海南市椋木148番地に改め、野上新児童会館の位置を海南市野上新615番地5から海南市野上新616番地21に改め、次に多田児童会館の位置を海南市多田982番地から海南市多田989番地に改めるものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 以上、何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 2番 川口政夫君 ◆2番(川口政夫君) 地籍調査の成果に基づきという理由で地番が変更されてるんですけれど、海南地域は今地籍調査が進んでるんですが、下津地域はもうはるか昔に地籍調査は終わってると思うんですけれど、なぜ今ごろになって下津地域の児童館が変更になってるんですか。 ○議長(山部弘君) 宮井子育て推進課長 ◎子育て推進課長(宮井啓行君) 2番 川口議員の海南市児童館及び児童会館の条例の一部を改正する条例についての御質疑に御答弁申し上げます。 下津地域においては地籍調査が終了しているのに、なぜ、今、地番の変更なのかという御質疑でございますが、今回、現況を確認する中で、現況と条例とに違いがありましたので、その分についてもあわせて修正をさせていただいているものでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。 2番 川口政夫君 ◆2番(川口政夫君) 現況と違いがあったという理由がもう一つよくわからないんですが、それ地籍調査が終わったときに改正するっていうのはまだ意味がわかるんですけれども、下津地域はたしか合併する前に地籍調査が済んでますが、今まで条例上、実際の地番と違ったとこにあったということになってたわけですか。その辺の意味合いがちょっとわかりにくかったんですけれど。 ○議長(山部弘君) 宮井子育て推進課長 ◎子育て推進課長(宮井啓行君) 2番 川口議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 合併時におきまして、条例を設置する際、元の条例をそのまま引き継いだような格好になっていたのかと思われるんですけれども、現況の地番図と条例とを照らし合わせた際に違いがあることが判明したために今回改正するものでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 2番 川口政夫君 ◆2番(川口政夫君) 海南市の地番っていうのは基本的に私もわかりにくいなと思ってるんです。同じ地番にたくさんの人が住んでたり、1番から順番に地番がついているところもあれば、隣であっても非常に離れた地番がついているところもあるんです。その辺の基本的な基準っていうのは、この議案とは関係ないんで、もう結構です。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第50 議案第47号 海南市小集落改良住宅条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第50 議案第47号 海南市小集落改良住宅条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 服部管理課長   〔管理課長兼港湾防災管理事務所長 服部 博君登壇〕 ◎管理課長兼港湾防災管理事務所長(服部博君) 議案第47号 海南市小集落改良住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 この条例は、地籍調査の成果等に基づき地番の変更が必要となった海南市小集落改良住宅の位置を改めるため、条例の改正をお願いするものでございます。 条例の改正内容でございますが、各住宅の位置等について規定しております別表中、沖野々383番地を沖野々383番地1ほかに、溝ノ口300番地ほかを溝ノ口300番地2に改めようとするものでございます。 なお、附則についてでございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上、御可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第51 議案第49号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第6号) ○議長(山部弘君) 次に、日程第51 議案第49号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第52 議案第50号 平成25年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) ○議長(山部弘君) 次に、日程第52 議案第50号 平成25年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第53 議案第51号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号) ○議長(山部弘君) 次に、日程第53 議案第51号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午後2時47分休憩 -------------------          午後3時開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第54 議案第52号 平成26年度海南市一般会計予算 ○議長(山部弘君) 次に、日程第54 議案第52号 平成26年度海南市一般会計予算を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、まず初めに、総括質疑を願うことにいたします。総括質疑については通告制をとっていますので、通告による質疑を許可いたします。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 簡単に総括質疑を行います。 人件費の削減や人件費の抑制をこの間してきており、正規の職員を減らしながら、非常勤職員をふやしていくというような方向になっております。そのことについて、若干質疑をいたします。 まず1点目、正規職員を減らしておきながら非常勤職員をふやして続けておることについて、平成26年度の予算における実態をまずお教え願いたい。 2点目です。人件費を減らすと言いながら、非常勤職員をふやしてきている基本的な当局の考えについてと、この点についての捉まえ方についてお伺いをいたします。 3点目です。私の一般質問の中で、担任を持ってる非常勤の幼稚園の先生については、重要なポストですから一定の条件で厚遇をしているとの答弁がありました。保育所については、非常勤職員で担任を持ってる先生が6人おられるわけですが、それに応じた待遇がなかったわけですが、その点について、部署による違いなどがありますから、きちんと整理をして新年度に当たるべきだと思いますが、その点の考え方について質疑いたします。 以上です。 ○議長(山部弘君) 楠戸総務課長 ◎総務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員の非常勤職員に係る御質疑に御答弁申し上げます。 まず1点目、一般職非常勤職員の人数の増減につきましては、一般会計、特別会計を合わせた人数で申し上げます。平成25年度予算では242人、平成26年度予算では246人であり、4人の増員となってございますが、これは、障害者の方を雇用するために用意しております4人分の業務に平成25年度は緊急雇用事業を活用した臨時的任用職員が当っていたものを、平成26年度は一般職非常勤職員が当たるものとして予算計上したことが増員となった主な要因でございます。職種や職務内容によって正規職員の退職補充に差異はございますが、職員削減の穴埋めを全て非常勤職員に頼っているということではございません。 次に、2点目、非常勤職員の配置に係る基本的な方針につきましては、その職の内容や将来性、今後の動向を考慮し、また組織において最適と考える人員構成、任用形態を目指し、最少のコストで最も効果的な行政サービスを提供できるよう配置の必要性を判断してございます。 次に、3点目、保育職場における経験やポストに応じた処遇につきまして、まず経験年数による処遇差については、保育士だけではなく全ての非常勤職員の賃金制度に関し、過去の制度見直しの経過や総務省の見解を踏まえ本市では昇給制度は実施してございません。 また、ポストに応じた処遇のためには、まず明確な職務分けが必要であり、その上で職務内容や将来性を踏まえた職の位置づけがほかのポスト以上に高い職場であれば、処遇を厚くして対応すべきなのか、それとも常勤職員の採用を検討すべきなのかを慎重に判断すべきであると考えてございます。 なお、常勤職員の採用は、特にその職の将来性、今後の動向を十分考慮し、より慎重な判断が求められるものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって14番 河野敬二君の総括質疑は終わりました。 以上で総括質疑は終了いたします。 次に、一般会計予算第1条歳入歳出予算のうち、歳出から款ごとに御質疑願うことにいたします。 1款議会費について御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって1款議会費に対する質疑はこれで終了いたします。 次に、2款総務費について質疑に入るわけでございますが、本款については質疑の通告がございますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) 予算に関する説明書81ページの7項市民生活費、1目市民生活総務費、15節工事請負費の加茂郷駅前公衆便所整備工事費3,100万円と下津駅前公衆便所整備工事費の3,100万円についてお伺いいたします。 トイレがきれいになるということは、本当にいいことであります。この事業につきましては、さきの説明会で県の「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の補助を活用し、行われるわけでございます。平成27年度の国体に向け、整備されるわけでありますけれども、説明によれば、駅に隣接した場所にトイレを設置するとなっております。 そこで、場所は大体どこを考えられているのか。 また、加茂郷駅の利用者数と下津駅の利用者数はどうなっていますか。 それと、トイレを設置した後、維持管理は市で今後行うと思うんですが、どの程度維持管理費がかかってくるのか、この3点、お願いします。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 21番 中西議員から御質疑をいただきました予算に関する説明書81ページ、7項1目15節の加茂郷駅前公衆便所整備工事費及び下津駅前公衆便所整備工事費についての御質疑に御答弁いたします。 まず、整備する場所についてでございますが、現在の駅のトイレの場所に公衆トイレとして設置できないかということを最初検討いたしましたが、「おもてなしトイレ」の補助要件を満たす施設とするためには、多目的トイレの設置が必要であるため、男女別のトイレと多目的トイレを備えた公衆トイレとして最も小さい規模を考えた場合でも、加茂郷駅、下津駅のどちらの駅のトイレでも面積的に無理があることから、設置する場所としては駅前の広場の一部に建設することを考えてございます。 具体的な場所として想定していますのは、加茂郷駅の場合は、加茂郷駅の駅前広場の南側には、交番と郵便局が並んでございます。また、その反対側の北側はJR西日本の資機材の保管場所となっておりまして、駅前広場の南側、北側への建設はちょっと難しいということでありました。また駅の入り口正面にはロータリーもございます。こういったことで、交通の支障を避ける必要などから現在、駅の入り口右側にあります観光看板が設置されている場所への設置を考えてございまして、現在ある観光看板は駅入り口の左のほうへ移設したいというふうに考えてございます。 また、下津駅につきましては、かつて駅前広場にあったタクシー会社の事務所の跡を活用したいというふうに考えてございます。 なお、想定している場所は、いずれの駅前広場もJR西日本の所有地でございます。 2つ目の加茂郷駅、下津駅それぞれの利用者がどのぐらいいるのかという御趣旨の御質疑でありましたが、平成24年度のデータとして県から公表されているJR駅の1日当たりの乗降者数では、加茂郷駅は1日当たり1,848人、下津駅は920人となってございます。 3つ目の維持管理に必要となる費用についてでございますが、この公衆トイレは両駅ともに平成27年2月に完成したいというふうに考えてございます。平成26年度は平成27年2月、3月分の電気料金を平成26年度当初予算の中の7項1目11節の光熱水費の中で計上させていただいております。 また、平成27年度以降は、この電気料金に加えて、浄化槽の維持管理の費用が必要となってまいります。その予算として想定してございますのは、浄化槽の維持管理が1カ所で年間約80万円程度、電気料金については1カ所で年間約6万円程度が必要となると見込んでおり、2カ所のトイレ合計で年間約170万円から180万円になると考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) 答弁ありがとうございます。 維持管理の費用の180万円が固定でずっとこれからかかってくるわけですよね。それで、先ほどの説明では、今あるJRの駅のトイレは改修できないということでございますけれども、「おもてなしトイレ」の事業ではなく、市も一部費用を出して今あるJRの駅のトイレを修繕することができなかったのか、ちょっとそこを教えてください。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 中西議員の加茂郷駅、下津駅への公衆トイレの整備についての再度の御質疑にお答えします。 JR西日本の和歌山支社へは、2月に、私と中課長が出向きまして、半田支社長と最後の詰めをしてきたわけでございます。先ほど課長からもお答えしましたように、今回のこの「おもてなしトイレ」にするためには、どうしても男女別、また多目的トイレを設置しなければいけないので、加茂郷駅、また下津駅ともに現在のトイレの修繕では対応ができないということで、JRにお願いをして駅前広場の一部をお借りして新たに公衆トイレとして建てさせていただくということで交渉をさせていただきました。 したがいまして、用地は無償でお貸しをいただかなければならないし、もちろんJRの乗降客以外の一般の市民の方も公衆トイレとして使えるということで御理解をいただきましたが、JR西日本の和歌山支社長からは年間の維持管理費の負担は市のほうでお願いしたいということで、私どもも納得して帰ってきたわけではございます。ちなみに、藤白神社の境内のすぐそばに、県につくっていただいた公衆トイレがございますが、それについても市が維持管理をしているという状況でございますので、大体同じような形で今後も対応しなければいけないのかなということでJRとは話をしてきたところでございます。 ○議長(山部弘君) 21番 中西 徹君 ◆21番(中西徹君) わかりました。 最後に、1つだけ聞いておきたいんですけれども、JRの駅前に市が公衆トイレを建てるということになるんですが、JRのお客さんが多い中で、今後維持管理について、何かJRは協力はしてくれるのか。 それと、今のJRの駅のトイレは、今後どうなるんかな。それだけお聞きします。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 21番 中西議員の加茂郷駅前公衆トイレと下津駅前公衆トイレにかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、維持管理についてのJRの協力についてでございますが、今までJRとこの公衆トイレについて、維持管理を市でするか、JRにお願いするかということで、いろいろ協議もしてまいりました。その中で、水道料金、トイレットペーパー等の消耗品、それと日常の清掃についてはJRのほうで行うということで確認をしてございます。 また、先ほども少しお話しましたけれども、整備する用地については、JRから無償でお貸しいただけるということになっております。 次に、加茂郷駅、下津駅の駅のトイレは、この公衆トイレができた後どうなるのかということでありますが、JRと協議を行う中で、JR側からは公衆トイレが整備された後は駅のトイレは閉鎖したいというふうに聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 次に、14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 予算に関する説明書68ページ、3項、2目市議会議員一般選挙費にかかわって期日前投票の関係で、期日前投票管理者や立会人の報酬等で期日前投票についてもいろいろ予算が計上されているんですが、聞くところによりますと、有田川町の町議会議員選挙では、期日前投票が4日間しかないのに、かなり、期日前の投票率が延びたらしいんですね。やっぱり、岡議員の一般質問でもありましたけれど、御高齢でなかなか投票日には投票場へ行けやんという方も、期日前であれば誰かに乗せてもうて来やすいということもありますので、期日前投票について、もっと周知を徹底していくことが大事だと思うので、その点でどう考えておられるのかお教え願えますか。 ○議長(山部弘君) 武田選挙管理委員会事務局長選挙管理委員会事務局長(武田清貴君) 14番 河野議員の市議会議員一般選挙費にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 3項、2目、1節報酬費につきましては、期日前投票管理者につきましては12人分を計上させていただいてます。これは、期日前投票所につきましては、海南地域、下津地域において各1カ所ずつ設置してございますので、その6日間ということで12人でございます。 また、期日前立会人につきましては、2カ所におきまして24人分の報酬費用を計上させていただいてございます。 本市における期日前投票の周知の方法につきましては、まず投票所の入場券を有権者に送る際の封筒でのお知らせにより周知しているところでございます。また、市のホームページや市報への記載、また防災行政無線による放送により周知してございます。 さらなる周知についてでございますが、本市が既に実施している方法以外の方法といたしましては、テレビ、ラジオの利用、情報誌への掲載、コンビニエンスストアやインターネット利用等などが考えられますが、本予算には計上してございません。これらの方法については、どの方法が有効であるのかを、今後、調査、研究し、さらなる周知に努めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 特に若い人の投票率が低いし、御高齢の方で選挙に行きたくても行けないという方もいますから、そこはよろしく。 別の質疑があるんで、そちらへ移ってもよろしいですか。 ○議長(山部弘君) 今、通告による質疑を受けております。   (「後でやります」と呼ぶ者あり) この際、暫時休憩いたします。          午後3時23分休憩 -------------------          午後3時28分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第54 議案第52号 平成26年度海南市一般会計予算の議事を継続いたします。 2款総務費の通告による次の質疑を許可いたします。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 2款に関しては4点の質疑がありますので、よろしくお願いしたいと思います。 1点目は、予算に関する説明書の58ページの広報かいなん発行事業でありますが、広報は市民に行政についてのお知らせをする大事なものとなっていますけれども、この予算の中でどれが広報かいなん発行に関する予算なのかがわかりにくいので、どの部分なのかとそれの経年変化を教えていただけたらと思います。 2点目、60ページのまちづくりイベント事業についてです。 これは、予算説明会のときにも説明いただきましたが、このまちづくりイベント事業を選定するに当たっての方法と、それから選定の状況がどのようになっているのかということをお教え願いたいと思います。 3点目、81ページ、7項、1目、15節の加茂郷駅前と下津駅前公衆便所整備工事費ということで、中西徹議員からも質疑がありました。場所の選定のこととか維持管理について質疑されましたので、私は、ちょっと残った疑問点についてお聞きしたいと思うんですが、中西議員の質疑の中で平成27年2月に完成したいという話でありましたけれども、どのような工程で平成27年2月までに完成していくかについて教えていただきたいと思います。 それから、このトイレについては、私もぜひつくっていただきたいということで要望をしていましたので、大変うれしいことなんですが、その後の維持管理というのは本当に大変ではないかなと思うんですね。それで、利用する方、JRのお客さん、それから近隣の方にも大切に使っていただきたいと思うんですけれども、近隣の住民の方々への説明のようなものはどのようになっているのか教えていただけるでしょうか。 4点目、同じく7項1目の地域公共交通協議会事業、いわゆるコミュニティバスなんですが、予算の説明会では、路線を乗り継いでも100円で乗れる運賃にするということや鰈川線が下津町の西地区や新田地区にも乗り入れするということで、大変頑張ってくださっているなというのを感じております。そこでなんですけれども、運行時刻やルートの変更がありますけれども、その周知はどうするのかについて教えていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 13番 橋爪議員の御質疑に御答弁させていただきます。 まず、1点目の広報かいなん発行事業についてでありますが、予算書のどの部分かということでございますが、予算に関する説明書58ページの1項、3目文書広報費の11節の印刷製本費768万6,000円のうち広報かいなん発行に係る印刷代として728万6,000円を予算措置しております。 次に、広報かいなん発行に係るこの印刷代の経年変化の状況でありますが、平成22年度の予算は741万6,000円、平成23年度695万8,000円、平成24年度707万7,000円、平成25年度700万円、そして平成26年度は先ほど申し上げましたとおり728万6,000円となっております。 次に、2点目のまちづくりイベント事業についてでございますが、これは予算に関する説明書61ページ、1項、7目、19節にまちづくりイベント事業交付金ということで予算措置させていただいております。このまちづくりイベント事業の選定方法でございますが、海南市まちづくりイベント事業選定委員会において審査し、選定を行っておりまして、委員構成としましては、市民活動の知識経験を有する方5人、公募委員2人の計7人で構成しております。申請団体から提出された関係書類の審査、また申請団体に参加していただくプレゼンテーションにより各委員が採点を行い、採否を決定しているところでございます。 具体的な審査項目でありますが、支援部門の審査項目は、地域活性化、ニーズの高さ、目的効果、アピールポイントの4項目となっております。イベント育成部門の審査項目は、地域活性化、イメージアップ、計画性、公益性、地域性、独創性、期待度の7項目となっております。 次に、選定の状況でございますが、年度初めの4月に実施するイベントも交付対象にするため、予算が可決された場合は交付金を交付するという条件のもと年度開始前に選定を行っております。平成26年度で申しますと、平成26年度の育成部門はことし2月上旬の選定委員会で審査、選定を行い、2件のイベントのうち1件のイベントが採択されております。 また、平成25年度に育成部門で採択された1件のイベントにも継続して平成26年度も交付金を交付しますので、平成26年度は育成部門では2件のイベントに交付金を交付します。 また、平成26年度の支援部門につきましては、1回目の募集をことしの2月3日から3月7日の期間で行っており、現在募集中となっております。支援部門の第2回目の募集は、新年度に入ってから行う予定となっております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 13番 橋爪議員からいただきました公共交通機関公衆便所整備事業にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、平成27年2月の完成を目指すということであるが、どういった工程で進めるのかという御質疑でございます。現在、想定していますこの事業については、平成26年4月に県に補助の申請を行うとともに、JRとの用地の無償貸し付けの協議、あるいは今後の維持管理についての取り決めを決めていきたいと考えてございます。 また、その後、5月から6月にかけて設計し、7月に工事の入札と着工を予定してございます。その後、工事期間を経て平成27年2月には公衆トイレとして完成させ、3月には皆様にお使いいただけるよう供用させたいと考えてございます。 また、近隣の方々への説明はということでございますが、「これから建設しますよ」というような建設工事に関しての近隣の方への周知というのは、現在のところ考えてはございません。ただ、完成した後、使えるようになれば当然皆様に知っていただいて使っていただくのがトイレとしての使命の一つであると思いますので、そういったことは周知していきたいと考えてございます。 また、大切に使っていただくようにということの御発言もいただきましたので、確かに公衆トイレとして最も危惧するのがいたずらなどによって器具を破損されたり、備品を盗難されたりというようなことでございますので、特にトイレには啓発文書や注意喚起を促すような掲示を行って、使用される方のマナーやモラルに訴えて、また日常掃除をしていただくJRの駅員の方にも適宜見回りなどもお願いしたいと考えてございます。 次に、地域公共交通協議会事業にかかわっての御質疑でございます。いわゆるコミュニティバスの平成26年4月からの運行時刻やルートの変更について、どのように周知を行うかということでございますが、4月から運行ルートを変更して西地区に乗り入れる鰈川線の案内、また時刻が変わるKIP線、仁義線、大崎線、戸坂線及び鰈川線のこの路線については、3月号の市報に掲載してございます。 また、同様にこの3月号の市報では、乗り継ぎ券の発行により、仁義線、大崎線、戸坂線、鰈川線の各路線での乗り継ぎが1乗車100円で利用できるということ、また西地区と新出地区には新たにバスを運行させていただくことになりますので、地区の中で回覧板により各世帯に御案内をさせていただいているところであります。また、KIP線の時刻変更につきましては、インテリジェントパーク内の各事業所にダイヤが変わる旨の連絡を行うとともに、4月からの新しい時刻表を送付いたしてございます。今後4月からの変更に向けましては、この2月定例会が閉会した後、直ちに時刻が変更になることを各路線の各バス停に掲示し、周知します。そして、3月31日にバス停に掲示しています時刻表をつけかえることとしています。また、下津区域の全戸、それと鰈川線が通過する冷水地区の皆様方には、乗り継ぎのことについても記載した新しい時刻表を4月号の市報に折り込んで配布したいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) はい。ありがとうございます。 まず初めに、広報かいなん発行事業なんですけれども、平成22年度が741万6,000円ということですから、それに比べて減ってきてるんやけれども、平成25年度に比べるとことしは持ち直しているということがあるのかなと思うんですが、心配しているのはちょっと予算がきつくないのかなとかいうことなんです。実態を知って言っているわけではないんですけれども、広報かいなんは市民にとっても大切なお知らせが全て入っていると思いますんで、発行する予算がきついという声がないのかだけ教えていただけますか。 それから、まちづくりイベント事業なんですけれども、支援部門とイベント育成部門に分かれていて、支援部門、育成部門でそれぞれ項目も決めて選定委員会のほうで選んでいただいているってことなんですが、この選定に当たって点数というのがどんなふうになっているのかわかりやすく御説明願いたいと思います。 次に、公衆便所の件なんですけれども、平成27年2月までの完成という工程に関しては、わかりました。それから、周辺の方や利用する方に大切に使ってほしいと思いますが、中西議員の質疑でもありましたけれども、維持管理の部門でJRには水道代、トイレットペーパー、掃除というのを負担していただけ、そして土地も無償で貸していただけるということなんですが、現在あるトイレは閉めるということでしたよね。市の公衆トイレが完成したら2つも維持していく必要はないので閉めるのが妥当だと思うんですよ。でも、JRの駅のトイレを閉めるということは、お客さんはもちろん、JRの職員の方も利用するわけですね。だから、もう少し協力してもらうのが本当じゃないかと思うんですね。大きいのが浄化槽の維持管理ですし、このほかにも電気料金もかかります。JRに再三市長からも申し入れをしてもらって、ここまでこぎつけたわけですから、余りこれ以上言うのはどうかと思いますけれども、市の公衆便所であると同時にJRのトイレとしても利用されると思うんですよ。そういう意味で、もっと言っていってもいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 それから、地域公共交通協議会ですが、よろしくお願いしたいと思います。「ここ通るって知らんかったよ」とか「時刻表が変わってたんやな」とかよく言われますんで、さっきも言いました広報かいなんでもお知らせしていくし、バス停でもお知らせをするということですので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 13番 橋爪議員からの再度の御質疑に御答弁させていただきます。 まず、広報かいなん発行事業に関してですが、予算がきついという声はないかということですが、毎月広報紙を発行しておりまして、毎月各課の情報を掲載しておりますが、各課からは載せてほしいのに載せられなかったという声はいただいておりませんし、企画財政課の広報紙を担当している職員に聞きましても経費的にきついということはなく、この予算の範囲内でやっていけていると聞いてございます。 それから、2点目のまちづくりイベント事業についてでありますが、審査委員会での採点の方法がどうなっているのかということでございますが、このまちづくりイベント事業には支援部門と育成部門がございまして、まず支援部門のほうは、先ほど御答弁させていただきましたように、地域活性化、ニーズの高さ、目的効果、アピールポイントの4項目において採点を行っております。それで、委員会での合計点数が満点の70%以上となったイベントを採択するものとしております。これは、支援部門は初回のイベントであることから、門戸を広げるという趣旨から満点の70%で採択としております。 それから、育成部門は、地域活性化、イメージアップ、計画性、公益性、地域性、独創性、期待度の7項目において採点することとしておりまして、委員会での合計点数が満点の90%以上となったイベントを採択しております。これは、立ち上がり段階のイベントを支援する支援部門とは異なり、市の恒例イベントとしてより多くの方々に参加いただき、親しまれることが期待されるイベント内容であることが求められ、選定委員会での選定におきましても委員全員から一定以上の評価が得られるようなイベントを支援の対象にすることが適当ではないかと考え、満点の90%という条件を設定しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 13番 橋爪議員からいただきました駅前公衆便所事業に関しての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 このトイレを整備するに当たって、特に維持管理の負担についての交渉で、JRが負担する部分を大きくすることができなかったのかといった御趣旨であったかと思います。 JRには、特に浄化槽の維持管理について、何とか持っていただけないかということで最後まで協議をしたわけでございますけれども、JRとしては持つことができないというふうなことでありました。市としても一番維持管理がかさむ浄化槽については、何とかJRと、たとえ分担してでもということで考えておりましたけれども、JRのほうでは、それは無理だということで最終のお答えをいただいたという経過でございます。 以上であります。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) ありがとうございます。 このトイレに関しては頑張ってくださってるのはよくわかるんです。JRの協力は、ここまでなのかなというふうに思うわけですけれども。 まちづくりイベントについて、1点だけ質疑させていただきたいんです。 今、御説明いただきましたように、支援部門というのは初回のイベント事業への助成ということで、門戸を広げるために満点の70%の支持を得たものを支援して、育成部門というのは、恒例イベントとなるようにということで満点の90%にしようということで、趣旨はわかるんですけれども、7人の委員ですよね。その中で、90%というのが妥当かどうかをちょっと考えていただけたらなと思うんです。普通点数をつけるときに70点だといい点数で、90点というとほとんど満点みたいな感覚なんじゃないかと思うんですね。しかも、90点となりますと、たとえ100点の人がいても60点の人がいたら挽回しにくい点数かと思うんです。例えば、90点の人が6人おっても80点の人が1人いたらもうあかんわけですよね。そういうことで大変厳しいんやないかなって思うんですけれども、その点に関してだけお考えをお聞きしたいんですが。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 13番 橋爪議員からの再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まちづくりイベント事業についてでありますが、育成部門につきましては、先ほど答弁させていただいたように、市の恒例イベントとしてより多くの方に参加いただき、親しまれることが期待されるイベント内容であることが求められ、選定委員会での選定においても委員全員から一定の評価得られるようなイベントを支援の対象にするのが適当ではないかと考えておるところでございまして、委員の皆様にも採択の条件は90%であるということをわかっていただいた上で採点していただいているわけでございますが、橋爪議員のおっしゃるように、1人でも点数が低ければ採択されなくなるということも考えられるところでございますので、この90%っていう基準につきましては、改めて選定委員会の皆様から御意見を伺いながら検討させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 次に、11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) それでは、60ページの1項7目の庁舎跡地整備検討事業と61ページの1項8目の住民基本台帳システム改修事業、3点目に1項14目の新庁舎整備費についてお聞きします。 まず、庁舎跡地整備検討事業ですけども、説明会では庁舎跡地活用懇談会について「自治会、各種団体の代表、公募委員の15名で構成し、5回の会議開催を予定しておりまして」というふうに説明をされました。私はね、別にこれはだめだと言うんじゃないんです。しかし、新庁舎整備検討委員会もこういった選出でやられてますわね。その方々でやっていただくのもいいんですけど、海南市の中心市街地のにぎわいを再度つくっていこうということですからね、もっといろんな人に意見を聞くべきだと思うんですよ。そういう意味でこういった選出の考え方は改めていただきたい。 新庁舎建設特別委員会で視察に行きましたけれどね、いろんな知恵を出して市役所の移転なり跡地利用に時間、手間暇かけてやってますわ。 2点目は、そういった意味で、公募も含めて市内外問わずいろんなアイデアを出していただくというやり方も取り入れていただきたいなと思います。 それから、説明会では「5回の会議開催を予定しておりまして」ということですが、多分、平成29年の移転までの間も引き続いてされると思うんですけれど、この説明だけを聞きますと、もう何か5回だけで終わりで、物すごく拙速すぎるんじゃないかという懸念をするんです。そういう点について、お考えをお聞かせください。 それから、1項8目の住民基本台帳システム改修事業ですけれども、これは説明では社会保障・税番号制度導入に伴う住民基本台帳システムの改修費として、1,566万円が予算計上されております。 きょうの読売新聞ごらんになった方おられると思いますけども、「わたしたち生活者のための共通番号推進協議会」ってあるんですね。この会の幹事もなさってる全国市長会の会長の長岡市長のインタビューが載ってました。この方は、やっぱり推進するほうですからメリットばっかり言うんですよ。それで、共通番号を付番したら何に使っていくんですか。市の事務なり市民にとってのメリットはどんなところにあるんですか。 それと、大阪駅に監視カメラがつくらしいです。2年間の実証実験ということですが、1週間追跡できんねんて。99.99%個人を特定できるそうです。だから、もう監視社会なんです。だから、社会保障・税番号制度で一人一人に番号を付番をしていくことによって監視をされていくという問題が指摘をされております。それで、社会保障・税に関わる番号制度に関する実務検討会があったらしいんです。2011年に3回にわたって経済団体、労働組合、全国市長会、全国町村会、市議会議長会、町村議会議長会、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本弁護士連合会から意見聴取を行ったそうです。この中でも、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本弁護士連合会は懸念を表明しています。ましてや、日本弁護士連合会は「税と社会保障共通の番号制度創設に関する意見書」を提出をしているわけです。 そこでお聞きしたいのは、こういった付番による個人情報保護の対策はどのようにされようとしているんでしょうか。情報が漏えいした場合、住基ネットよりも被害が大きいですね。住基ネットは、住所の情報だけですけれども、社会保障・税番号制度によって、いろんな情報が集積されてデータマッチングがされていくわけですから、一旦情報が漏れれば大変なことになるという点で、個人情報保護対策はどうされますか。 それから、先ほど御紹介した全国市長会の会長なさってます新潟県の長岡市長のインタビューの中でも、年間維持費が全国で3,000億円ほどいるということでした。今回は住基台帳のシステム改修ですけれど、今後、市税とかそれぞれの担当課でシステム改修しなければなりませんわね。今回は1,566万円ですけれども、そういった意味で今後いろんな情報を個人番号の中にデータ化していこうとすればどのぐらいの維持管理費用が見込まれているのかお聞きします。 それから、3点目の1項14目の新庁舎整備費で、土地、建物の購入予算が計上されておりますが、株式会社和歌山リサーチラボと入居されてる方との退去交渉が円滑にいってるのかどうか、その進捗についてお聞かせ願いたいと思います。 以上です。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 11番 上田議員からの1項、7目企画費、8節報償費にかかわっての庁舎整備検討事業についての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、1点目の庁舎跡地活用懇談会のあり方についてでありますが、庁舎跡地の活用の検討に当たっては、まずは市民の皆様がどのような跡地活用を望んでおられるのかお聞きする必要があると考えておりまして、来年度は広く市民の皆様方の意見を聞くため、懇談会を設置したいと考えております。懇談会につきましては、現在のところ、地元自治会、各種団体の代表者、公募委員の15人で構成し、御意見をいただきたいと考えておりますが、上田議員からは選出の方法を改めるべきではないかということでございまして、委員構成につきましては平成25年度設置しました新庁舎整備検討委員会とできるだけ同じ構成とならないよう、またできる限り若い方にも御参加いただけるよう、各種団体から推薦をいただくなどの方法を検討し、多くの方から御意見をいただけるようにしてまいりたいと考えております。 それから、2点目の市民提案の公募ということについてでございますが、施設の整備内容を検討するに当たり、市外の方を含め一般の方々からプロポーザルを募ってはどうかとの御提案についてでありますが、庁舎跡地整備に係る市としての方針を策定するに当たっては、市民の方々を初め、広く一般の方々から御意見をいただく必要があると考えておりますので、来年度設置する懇談会での意見はもちろん、市政懇談会で御意見を伺ったり、さらには市報やホームページなどを活用して広く意見募集、提案募集する方法を検討してまいりたいと考えております。 次に、3点目の検討期間についてでありますが、懇談会については、まずは市民の皆様がどのような跡地活用を望んでおられるのかお聞きする場を設けるため設置するものでありまして、来年度は1年間で5回程度の開催が適当ではないかと考えたところでございます。 しかし、現時点での庁舎移転スケジュールでは平成29年度の移転となっておりますので、実際に庁舎跡地の整備に取りかかれるのは平成29年度以降となります。来年度に設置予定の懇談会における意見だけで、市としての方針を決めてしまうわけではなく、着手が可能となる時期までにはまだ期間がございますので、さまざまな方法により跡地活用の御意見を伺わなければならないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 西坂市民課長 ◎市民課長(西坂公雄君) 11番 上田議員からいただきました1項8目住民基本台帳システム改修事業に係る3点の御質疑に御答弁を申し上げます。 1点目の共通番号の利用範囲、市の業務及び市民へのメリットについてでございますが、今回のシステム改修は社会保障・税番号制度の導入に向け対応したものでございます。個人番号は、現在各個人に割り振られている住民票コードを変換して個人番号を生成することとなってございます。新たな住民票には個人番号の表示が可能となるなど、それに対応すべくシステムの改修を行うものでございます。 市のこれからの業務といたしましては、平成27年10月にでき上がりました個人番号を通知カードにより市民の皆様に送付することとなってございます。 また、平成28年1月からは、申請者による個人番号の交付を開始する予定でございます。あくまでも申請に基づき、個人番号カードの交付を行うものでございます。 平成26年度におきましては、住民基本台帳システムの改修のみでございますが、今後、社会保障・税番号制度をスムーズに確立をしていくために、その他国民健康保険や国民年金、後期高齢者医療、介護保険、税務システム等との改修が必要になってきまして、これらを確立することによりまして情報連携がスムーズに行えるようになり、事務総量の軽減が図れるというものでございます。 また、市民の方のメリットといたしましては、現在、各課におきまして各種の申請等を行う場合に、申請者みずからが住民票の写しであるとか、所得証明書等の添付書類を御用意をし、各課に提出していただいておりますが、今後、社会保障・税番号制度が確立をいたしますと、その場で申請者の了解を得た後に必要書類を担当課において職員が取り寄せることが可能となり、事務手続の簡素化が図られ、申請者の負担を軽減することにつながってまいると考えてございます。 また、自己の個人番号に係る個人情報の確認や電子申請、行政機関等からのお知らせ等の閲覧が可能となるマイポータルの利用も今後可能となってまいります。 次に、2点目の個人情報保護の対策についてでございますが、現在市民課の職員におきましても行政ネットワークシステムの運用を行ってございますが、社会保障・税番号制度のもとにおける個人情報については、個人番号にひもつけした基本4情報、あるいはその他の情報をそのまま住基システムネットワーク内で通信させるのではなく、個人番号を解読不可能な符号という暗号のようなものに変換してシステム内を通信するということになってございます。ですから、万が一、住基ネットシステム内で情報漏えいが発生した場合でも、個人情報が次々と網羅的に露出してしまうというのではなく符号の形で露出しますので、個人番号について解読というのは不可能であるというふうに総務省のガイドラインでは説明をいたしてございます。 そのほか、海南市個人情報保護条例第10条の従事者の義務等を厳守し、また行政ネットワークシステム管理要綱第8条の規定等にのっとり、市民課職員全員が職務上の機密を保持し、従来以上にわたり個人情報の万全に期してまいりたいと考えてございます。 3点目の今回の住基システム改修事業の維持管理費用についてでございますが、今回は住基システムの改修を行うというものでございますので、それに伴って新たな管理経費が発生するということは伺ってございません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 11番 上田議員からの新庁舎整備費にかかわって、和歌山リサーチラボ入居者の退去交渉が円滑かという御質疑についてでありますが、和歌山リサーチラボ入居者の退去交渉につきましては、株式会社和歌山リサーチラボにおいて、平成26年9月30日までの退去期限を設けた上で、入居者との退去交渉が進められております。平成26年2月末時点で、35社の入居者のうち5社が退去されたとお聞きしております。 なお、入居者との退去交渉は、入居契約の当事者である株式会社和歌山リサーチラボが主体となって行っており、株式会社和歌山リサーチラボとしては入居者との個々のやりとりは公表しないとしておりますので、現時点での退去企業数の報告以外はいただいておりませんが、平成26年9月30日の退去期限までに退去していただくよう努力しているとお聞きしてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 庁舎跡地整備検討事業については、いろいろとお考えだと思うんですけれど、できる限り多様な市民の意見、内外の提案を受けて、市民からつくってよかったと思われる跡地利用を考えていただきたい。これは、要望しておきます。 それで、住民基本台帳システムの改修事業について、確かに市民課長としての答弁はそうなるんですね。せやけれど、この狙ってるところは国民総背番号制なんですよ。だから、利用範囲はどこですかと聞いたら、市役所内部だけとの答弁でしたが、国の方向としては3年後に民間活用も含めて運用するんですね。ですからね、市役所内にとどまらへんのよ。そうでないと、この社会保障・税番号制度をつくった意味ないもん。そして、所得と給付の負担の均衡のためにつくると言ってるんです。だから、市役所内だけでないんよ。もちろん税務署だけでないし。これについては3年後に民間の活用も含めてやっていこうということですから、官民あわせて利用できるシステムをつくっていこうとすることですからね、一歩間違えば大変なことになるというふうに思うんですよ。まあ、問題点は指摘をしときます。 通告してないんで恐縮なんですけれど、もし私が番号をつけやんといてよと言った場合はどうなるんですか。それだけ、お聞きしときます。 ○議長(山部弘君) 西坂市民課長 ◎市民課長(西坂公雄君) 11番 上田議員の再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 現在住民基本台帳に登録をされております住民の方々については、一斉付番をすることになってございますので、付番だけは一斉にさせていただきます。ただし、個人番号カードの取得につきましては、その方の申請に基づいて交付をするものでございますので申請がなければカードの交付はいたしません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本款について御質疑のある方はございませんか。 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) 通告してなくて申しわけないんですけれども、58ページの1項、3目文書広報費について、予算の説明会で、今まで和歌山放送ラジオで毎週水曜日に5分間イベント情報などを放送するための予算を計上していたが、ホームページなど媒体が多種多様になってきているので、平成26年度は計上していないという説明がありました。私は、どんな放送されてんのか聞いたことがないんでわからないんですけれども、ラジオを楽しみに聞いてる人々がいると思うんですけれど、ラジオでの海南市のイベント情報がなくなったらどうするんかなと思いましたんで質疑をします。 このラジオ放送の内容はどういうような内容であるのか。 また、毎週水曜日に放送されているそうですが、時間帯はどのような時間帯であるのか教えてください。 それから、62ページ、1項、11目防災諸費の防災行政無線通信施設整備事業についてですが、予算の説明書では「難聴地域の解消に努める」とあります。それで、予算の説明会では、「難聴対策の一つとして防災ラジオ80台を確保します」と説明を受けましたが、現時点で防災ラジオの貸し出しを待ってる人はいないのか、また、この80台で難聴地域のほとんどが解消できるのかどうか、お願いいたします。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 17番 磯崎議員からの文書広報費にかかわって、広告料を予算措置していないことについての御質疑に御答弁いたします。 これは、和歌山放送ラジオで毎週水曜日、午前10時50分から約5分間、イベント情報を放送するための予算でありました。放送内容といたしましては、亀池桜まつりやふるさと海南まつり、きのくに海南歩っとウオークなどのイベントやミカンのPRなどの内容を毎週水曜日放送させていただきました。当初予算の説明会でも説明させていただきましたが、ホームページやメール配信サービス等の情報発信媒体が多様になってきておりますので、今回予算措置しなかったものでございますが、市民への情報発信っていうのは重要なことだと考えてございまして、今後その分を補うべく、市報、ホームページ等で十分な広報に努めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 橋本危機管理課長 ◎危機管理課長(橋本伸木君) 17番 磯崎議員からいただきました防災諸費に係る防災ラジオ80台についての御質疑に御答弁申し上げます。 防災ラジオの貸し出しを待っている人はいないのかという御質疑でございますが、地域の防災支援活動の中で、地域の皆様からは防災ラジオについて必要であるという声はいただいておりまして、今のところ我々が聞いてございますのは約50台と聞いております。また、例年、個人の皆様から大体30台程度の貸し出しの申し出がございます。なお、現在危機管理課に手持ちの防災ラジオ等もございますので、今回、80台を購入することで平成26年度は足りるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) ありがとうございます。 文書広報費についてですけれどね、これからもイベント情報に関しては広報、市報、ホームページなどで周知を徹底していくとおっしゃいますけれども、電子機器にふなれな人も多いですよね。また、目に障害を持った方、白内障の手術受けた方などは広報をいただいても字が小さ過ぎて読めないんです。そういう人は、唯一ラジオを楽しみに聞いて、そして海南市のイベント情報を聞いて、イベントに参加するという人もいてると思うんです。そういう人たちへの対応っていうのは、どのように考えているんでしょうか。 63万円の広告料を減らして、そして、そのラジオを聞いていた人たちに対して十分ケアをしようと思ったらもっとお金がかかってくるんと違うかなと思うんです。63万円減らすだけのためにラジオ放送をやめるんですか。 次に、防災ラジオの貸し出しを待っているんは50台、そして、例年個人の方から30台ぐらいの申請があるので合計で80台で間に合うやろうという粗の勘定ですけれども、例年、30台の貸し出しをしていても、50台分のお待ちになっている方々がいらっしゃるっていうことは、80台で十分足りないんじゃないかなと思います。 毎日、市からの放送ありますよね。防災行政無線で必要のないこともいろいろ言ってくれますけれども、あの放送がほとんど聞こえない方が多いんです。そのために、防災ラジオを貸し出すんですよね。80台で十分足りるんかなと思うんです。だから、そういうことも考えた上でやっておられるのかお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 17番 磯崎議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 和歌山放送ラジオでの広告料の63万円を平成26年度予算措置していないことについてでありますが、経費の節減のためかということでございますが、経費節減のためということではございませんで、御質疑にもございましたように、目が不自由な方に対しましては、「声の広報」という名前で、広報紙の内容を吹き込んだテープを目の不自由な方にはお配りしてございます。あと、電子機器にふなれな方もおられるということでございますが、和歌山放送ラジオの放送は月4回ですが、この内容であれば広報紙で十分カバーできるんじゃないかなということで、今回予算措置をしなかったものでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 橋本危機管理課長 ◎危機管理課長(橋本伸木君) 17番 磯崎議員からの防災ラジオ80台についての再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 先ほどの御答弁で貸し出しを待っている方については、「約50台」と申し上げましたが、これについては以前から防災ラジオの貸し出しについて要望されているという意味で、「約50台」ということでございます。それで、先ほども申し上げましたが、例年個人の方からの申し出で大体30台程度申請がございます。それに加えて、我々の今手持ちで三十数台ございます。平成11年ごろから防災ラジオの貸し出しを行っているわけですけれども、実際に貸し出した世帯の中には、引っ越しあるいは世帯の方がいなくなったというような形で、防災ラジオが返却される分もございます。また、貸し出しをしている世帯については、今、一軒一軒実態の調査をし、使っていない状況のものは極力返していただくようにしてございますので、手持ちの分もあわせて住民の皆さんの要望にはお応えできるものと考えております。 以上でございます。
    ○議長(山部弘君) 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) その文書広報費のラジオ放送に関してですけれども、農家の方が畑の中で仕事するときは皆さんラジオを持ってます。朝早くから腰へラジオをつって、そしてミカンの木の剪定をしたり、肥料やりをしたりしています。そして、その中でいろんな情報聞いてんのです。ラジオっていうのは、本当に負担がかからずに自然に耳に入ってくるんですよ。だから、放送の内容が余りいいことないんでやめたんだったらわかるんですよ。しかし、ラジオ放送は、海南市のPRにつながってきます。この和歌山放送ラジオで放送するということは、和歌山県全体での放送になるので、年間63万円でいろんなことが和歌山県全体にPRできるっていうことを考えればね、私は安いPR費やと思うんです。そして、その中で、もっと充実した放送にしてくれよというような形で和歌山放送へ申し込んだらいいんと違うかなと思うんですが、平成26年度は予算措置されてないんで、これ以上言うても仕方ないんで、一度しっかりと考えていっていただきたいと思います。 それから、防災ラジオの件なんですけれどね、前回、難聴対策について一般質問をさせてもらいました。その中で、防災ラジオの貸し出しをふやして難聴対策につなげていくという御答弁でした。これはもうありがたいことなんですけれども、今、ある事情でちょっといろんなとこ回っておりますと、「防災行政無線で何言うてるかわからん」という声をよく聞くんです。そういった人々には市へ言ったら防災ラジオを借りられますよって言うんですが、「そんな制度あんの、わしら知らな」って言う人が多いんです。やっぱり、「難聴地域の方には防災ラジオの貸し出しもしているので相談してください」というよう広報をしていっていただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 7項1目の消費者相談事業についてです。これについては、講座を開催するということですが、参加対象者についてお伺いします。 それから、振り込め詐欺の手も込んできちゃあらな。今、防災行政無線で注意喚起をしてますけれども、高齢者のひとり暮らしの方などに被害が出てます。この前、東京の警察を名乗る人から電話かかってきて、うまいこと言われて、もうちょっとで振り込みをしそうになったという事例がありました。ですから、講座では実践的な取り組みも知らしていくべきだと思いますが、お考えをお伺いします。 次に、7項、2目下津行政局費についてです。 問いたいのは、平成25年度は、職員が9人おったんです。しかし、平成26年度の予算では7人に減らされています。その一方で、一般職非常勤職員については、平成25年度はいなかったのに平成26年度から1人配置をされるということですか。 ------------------- △会議時間の延長 ○議長(山部弘君) この際、あらかじめ会議時間を延長いたします。 ------------------- ○議長(山部弘君) 当局の答弁を求めます。 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 14番 河野議員からいただきました消費者相談事業に関しての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、講座への参加の対象者についてでございますが、平成25年度で行っておりました啓発講座等の講座の開催につきましては、市全体で行う消費生活講座を5月と年末の2回実施いたしました。これにつきましては、平成26年度においても同様に開催して、広く市民の方の参加をお願いしたいというふうに考えてございます。 また、市全体でする講座だけではなく、地区に出向いて出前講座というような形で平成26年度は10回実施することを予定してございます。これは、各地区の生きがい教室の受講者の方や自治会、あるいは地区の各団体の要請によってその地区へ出向いて開催するというふうに考えてございますけれども、平成25年度では悪質商法の事例やその対処方法に重点を置いた内容で実施してございます。特に、悪質商法の被害を防ぐためには、勧誘の電話や訪問への対応方法をより多くの方に身につけていただきたいと考えてございます。また、悪質商法の被害あるいはいわゆる振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害に遭われる方が高齢者の方に多いということでありますので、要請のあった団体だけでなく、その団体以外の方でも参加をしていただけるよう、また地区の老人クラブ等にも参加の呼びかけに御協力をいただくなどして、より広い範囲での御参加をいただくよう取り組んでまいりたいと考えてございます。 次に、講座の中での実践的な取り組みという御趣旨の御質疑でございますが、先ほど少しふれましたが、悪質商法や振り込め詐欺などの特殊詐欺の被害を防ぐためには、その防ぐための知識や方法を身につけていただくことが最も重要であると思います。現在の講座におきましても、最近発生した事例などを紹介しながら、寸劇--コントですね、そういった形でわかりやすく参加者の方に御紹介したり、あるいは参加者の中からその寸劇に出演していただいたりして、できるだけ身につくようにわかりやすく開催しているつもりでございます。 また、参加者の中からの発言もいただいたりして、皆さんでどういったことをすれば防げるのかということを学んでいただけるようにと考えてございます。こういった形で行う講座は、より身近な実体験に近い形で御理解いただきやすいものと考えており、また悪質な手口については、日々巧妙になっているという実態がありますので、本市内で起こっている最近の事例や多く発生している手口への対応も含めて被害を未然に防ぐために、より効果的でわかりやすい講座を開催するよう取り組んでまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 楠戸総務課長 ◎総務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員の下津行政局の体制に係る御質疑に御答弁申し上げます。 合併以降、行革推進のもと、指示命令系統の簡素化を目標に組織機構の見直しを進めてまいりました。下津行政局につきましても、その対象として考えてまいりましたが、市民サービスに直結する窓口業務を担う部門におきましては、円滑な業務遂行に支障を来たさないよう急激な人員縮小は避け、可能な限り段階的な見直しに取り組んでいるところでございます。 削減人員2人のうち、1人につきましては下津出張所における現状の業務量を勘案し、正規職員1人を非常勤職員としたことによる減員でございます。もう1人につきましては、行政局内の人員に係る部分でありますが、極力、窓口サービスに直結しないよう人員配置に努めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 悪質商法についての出前講座等については、もう再度質疑はいたしません。結構ね、海南市でも大きな金額の被害が出てますから、よろしくお願いいたします。 下津行政局のこの人員削減の問題です。基本的な方針をちゃんと持っちゃあるんですか。「円滑な業務遂行に支障を来さないよう」って言われたけれどよ、行政局が開設された当初はすごい人数がおったし、住民の声に基づいてやってきた。わざわざ名前を「行政局」ということでしちゃあるけれど、だんだんただ人員を減らすだけというような感じに見えんのよ。基本的な下津行政局について考え方と、人数を減らしていく方向について説明してください。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 河野議員からの下津行政局に対する基本的な考え方というお尋ねでございます。 先ほど、総務課長からお答えしましたように、港湾会館の隣にある下津出張所には正規の職員と、そして非常勤の職員が各1人いたわけでございますが、業務量等勘案の上、可能な見直しということで、1人でやりくりがつくのではないかということでございます。下津行政局からの応援も必要かと思いますが、そういった対応で平成26年度はいけるということで、考えさせていただいたところでございます。 また、下津行政局の7人体制については、先ほども申し上げましたように、以前からいろいろ本庁全体の職員削減の中で何とか7人を確保して、課も1つの課として窓口業務に支障のないよう対応できるということです。 今後の下津行政局全体の基本的な方針ということについてでありますが、下津出張所については、平成26年度は非常勤職員1人でお願いするわけでありますが、この下津出張所について、今後も開設できるかどうかというのが、庁内で協議してる中の課題でございまして、下津行政局については7人で何とか窓口業務等支障のないよう対応できるのではないかというふうに、今、考えているところでございます。 以上です。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) しつこいようですが、81ページの7項1目15節の加茂郷駅前及び下津駅前公衆便所整備工事費についてです。3,100万円とかなり高価なトイレのようにお見受けするんやけれども、先ほど63万円の広報費がカットされたという質疑もありましたが、これだけ経費節減に取り組んでおられる中でね、「おもてなしトイレ」として補助金を受けられるからこんな形のものをつくるんですか。あるいは、補助金を受けるためには、もうこんな形でいかなあかんのか、県から指定されていて、海南市ではいろいろ考える余地がないのかいう部分について説明がないんで、その辺のところについてお教えていただきたい。 それと、もう一つはね、両駅とも既設のトイレは閉鎖してしまうということです。そうするとね、駅の中にトイレがなくなるんですよ。おもてなしという観点からトイレを改造されるんでしたらね、当然、駅の中のトイレも残すべきでないですか。そういう考えには立たなかったのか。おもてなしという観点からいったら、幾らええトイレが外にできても駅の中のトイレがなくなれば全体から考えたら後退してるように思うんです。ですから、この3,100万円の使い道ももっと考えて、少しでも余ればそれを駅の中のトイレの便器を据える工事の補助に回して、JRにて改修していただくというような方法もあると思うんですが、そういう考えはなかったんですか。閉鎖するというJRからの申し出をそのまま受け入れてきたんかということをお聞きしたいんです。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 9番 栗本議員からいただきました駅前公衆便所整備事業にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 1カ所当たりのトイレの整備事業費が3,100万円になっているのは県の補助を受けるためなのかという御趣旨であったかと思います。公衆トイレの整備事業について県の補助を受けるための要件といたしまして、まず水洗トイレであること、それと男子用の小便器にはセンサーつきの自動洗浄装置が必要であること、また大便用の便器あるいは女性用の便器につきましては洋式の温水洗浄便座を備えること、それと多目的トイレを設置してオストメイト設備を設置することという条件がございます。 公衆トイレの水洗化につきましては、海南市の場合は公共下水がございませんので、浄化槽において処理するわけでございます。小便器を含めて便器4つの規模のトイレでは65人槽の浄化槽が必要とされてございます。その浄化槽の費用が最も費用の中で大きく占めている部分でありまして、どうしても公衆トイレとして整備するとなれば、現在計上させていただいている予算が必要になってくると考えてございます。ですので、いわば県の補助を受けるために無理してこのトイレをつくるというものではございません。 今の駅のトイレにつきましては、掃除は行き届いてまして、結構きれいにしていただいているんですけれども、男女共用で、くみ取り式で、特に女性の方にとっては用を足されるのに支障があるという感じのトイレです。そういった中で、駅を御利用になる方、あるいは下津へおいでになった観光客の方々にきれいなトイレをお使いいただければ海南市のイメージアップにもつながるものではないかなということで、企画させていただいたものでございます。 次に、公衆トイレができた後には駅のトイレを閉鎖するというのは、おもてなしという意味から考えて逆行しているんではないかというような御趣旨でございましたが、確かに、駅のホームにおられる方が用を足される場合は、駅のトイレを使います。それが、閉鎖されてしまうと、一旦駅の外に出て、この公衆トイレをお使いになるということになるんですけれども、現在の駅の中のトイレは、特に女性の方にとっては使いにくいトイレではありまして、JRとしては、駅のホームで待たれている方がトイレ行きたいという場合には、改札の駅員に一言声かけていただければ、一旦駅の外へ出ていただいて用を足し、その後再度駅に入っていただくという対応をしていただけるというふうに聞いてございます。そういったことで、駅の中のトイレがなくなるということであっても、今のトイレと大きく利便性ということでは差が出ないものと思います。 次に、この予算でもし余剰が出た場合、それを使って駅の中のトイレを改修するというような考え方は持たないのかということでありますけれども、JRの駅の中のトイレは当然ながらJRの所有する財産であります。その財産について、市の直接事業でもって改修するというのはふさわしくないというふうに考えます。また、例えば残ったお金で市から補助金を出してJRにトイレ改修をしていただくということになりましても、JRとしては、例えばくみ取り式を水洗にするといった改修までは望めないものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 中課長から御答弁申し上げた中で、もう少し補足をして御答弁を申し上げたいと思います。 先ほども、中西議員からも御質疑があったわけでございますが、その際の課長の答弁で、加茂郷駅においての1日の乗降客数が1,848人、また下津駅の乗降客数が920人とお答えをいたしましたが、海南駅はと申しますと約7,000人の乗降客がございまして、駅舎の下の外の部分には、もう毎日いろいろごみをほられたり邪魔をされたりと困りながら対応している市のトイレが1つと、そして駅の改札の中にもトイレがあるわけでございます。 今後、観光客等をふやしていくよう我々も努力をしたいということで、JRと交渉したわけでありますが、なかなか今の乗降客数ではJRとしては駅構内へトイレを設置するのは難しいということでございますが、今後、駅を利用される方々の御意見等も聞く中で、若干狭いとは思いますが駅の中でスペースは残りますので、JRと交渉を続けていきたいと思いますし、また先ほど橋爪議員からもJRへもっと強く申し入れたらどうかという御質疑もございました。そのような中で、JRとは下津駅の東側に災害時に脱出をする昇降路等の設置や、また、最も大きな課題として、下津の玄関口と言われている黒田交差点の改修に伴う黒田交差点のところの踏切の拡幅についてJRの半田支社長と、先般、かなり詰めた話をさせていただいておるところでございまして、駅構内のトイレのことについては、乗降客の皆様方の御意見を聞く中で今後の課題として考えさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) 駅構内のトイレについては、市長に答弁いただいたようにね、やはり継続して話し合いをしていくべきやと思いますので、ひとつよろしくお願いしときます。 課長の答弁で、JRの駅の中のトイレはJRの所有する財産なので市の直接事業で改修するのはふさわしくないという答弁がありましたけれどね、もともとは今あるところにトイレをつくろうとしたんではないんですか。スペースがないから構外に建てるんでしょう。だから、私は、駅の中のトイレも改修したらどうですかという提案させてもらったんですけれど、やっぱりその辺のところはきちっと押さえて答弁してくれやんとね、ぐあい悪いですよ。あんたの今の答弁は整合性がとれてないですよ。JRの駅の中のトイレはJRの財産どうのこうのというんやったら、もともと今のトイレがあるところにトイレを建てることを考えること自体がおかしいんじゃないですか。それやったら、初めから構外へ建てやないかんということになりますよ。その点、きちっともう一度答弁をし直してください。 それと、このトイレの設計は条件に合わせて海南市でやられたんですね。幾らええもんつくってくれたっていいんですよ。ただ、これからも補助金なしで海南市で公衆便所をつくっていかんなんことが起こった場合はどんなトイレをつくるのかというところはきちっと精査して一つの基準をつくっていかんと、補助金があるからええトイレを建てるということにはならんと思うんです。皆さんが予算で努力して、歳出を減らしている最中ですから、そのことをきちっと頭に入れて設計をされてるんでしょうか。今、健康ロードにあるトイレとか、北赤坂の公園にあるトイレとかと比べて今度つくるトイレはどんなトイレになるんでしょうか。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) この「おもてなしトイレ」についての御答弁が、少し言葉足らずで申しわけなかったわけでありますが、加茂郷駅構内、また下津駅構内へ「おもてなしトイレ」として県の補助基準に合ったトイレの設置をJRへ申し入れたところ、現在のJRの駅の中のスペースでは県の補助基準に合ったトイレは難しいということで構内から出て駅前広場へ建てさせていただくということで交渉をさせていただいたところでございます。 また、このトイレについての図面については、すぐ用意できますので、委員会までには配付させていただきたいと思います。 今までも加茂郷駅や下津駅のトイレについては、改修をしてくれという要望は議員の皆さんからずっといただいていたわけでありますが、JRのほうからは採算等も言われてなかなかできなかった中で、今回、県の補助に合わせて何とか基準に合ったものということでしたが、現在の場所でやるということは無理だというお返事をJRからいただき、何とか駅前広場に建てさせていただくことになったという経過でございますので、何とぞ御理解いただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 中市民交流課長 ◎市民交流課長(中圭史君) 9番 栗本議員からいただきました公衆トイレの整備に関しての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、どのようなトイレかということでございます。先ほど市長からも御答弁させていただきましたが、図面等については、今、手元にはございませんが、後ほどお示しいたしたいと思います。 ただ、概要で申し上げますと、男子用の小便器が1つ、男子用にはいわゆる大便のスペースとして温水洗浄つきの洋式便器を1つ、それと女性用には温水洗浄つきの洋式便器が1つ、それと多目的トイレとして温水洗浄つきの洋式トイレと、それとオストメイト設備というような形でのトイレを想定してございます。 トイレの建物の大きさといたしましては、間口が約6メートル、建物自体の奥行きが3メートル、それに入り口の前に、トイレの中が外から見渡せないような目隠し板の設置も考えてございます。そこまで広さとして含めますと、奥行きで4.2メートルから4.5メートルぐらいの規模のトイレを考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 9番 栗本量生君 ◆9番(栗本量生君) もう、3回目ですから質疑はしません。あとは委員会でやっていただけると思います。 先ほど私は、北赤坂とか健康ロードとかにあるトイレと比べて今回建てるトイレはどうかという質疑をさせていただいたんやけれど、もう結構です。北赤坂の公園にあるトイレと変わっているんは自動洗浄と温水洗浄つきの便器くらいだけだと思うんです。大きさも余り変わってない。その北赤坂の公園のトイレはどのぐらいの費用が要ったんかということもお聞きしたかったんやけれど、また後ほどの問題にしたいと思いますのでよろしく。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 10番 宮本憲治君 ◆10番(宮本憲治君) 65ページ、1項、14目新庁舎整備費の土地購入費、家屋購入費に関連してお伺いいたします。 本市においては、「若い子の職場がない」、「仕事がないからまちに残れない」、そういう声をしばしば聞きます。それで、この家屋購入費の対象の和歌山リサーチラボですが、そもそもは地域産業の高度化、付加価値化を支援、促進するとともに、海南インテリジェントパークに進出する企業の活動を支援し、あわせて地域産業への技術移転を含めた橋渡しをするという目的で設立、運営されてきました。つまり、海南地域の仕事をふやしていってくれているということです。実際に、ここのレンタルスペースですね、インキュベータルームやスタートアップ・オフィスは非常に安かった。1平米当たり1,000円から3,255円です。非常に安く貸して、そこで企業を起こして仕事をつくって、やがて発展していってほしいということです。 しかし、本市の今回のこの予算に関連して、そこで頑張られていた方々が行き場がなくて右往左往しているという話を耳にしました。それに対して、本市においてはどのような考えを持っているのか。また、形だけの紹介というのではなく、現実の対応はどのようにとられていくおつもりなのかお伺いします。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 10番 宮本議員からの和歌山リサーチラボに入居している企業への対応についてでありますが、和歌山リサーチラボから退去していただくというのは、市が和歌山リサーチラボを庁舎にするということがもともとの原因となっておりますので、その入居企業の方の移転先の相談とかについては産業振興課のほうで相談窓口を設けておりまして、相談をさせていただいております。 また、産業振興課では宅建協会から空きオフィスの情報を収集しまして、株式会社和歌山リサーチラボへ情報提供をしておりまして、できるだけ市内に移転を優先的にしていただけるよう考えて情報提供もしておりますが、入居者の方の選択肢をふやすために幅広い情報提供する必要もございますので、幅広く情報提供してるところでございます。市としてはできるだけ企業の方に残っていただけるよう、取り組みを進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 10番 宮本憲治君 ◆10番(宮本憲治君) とりあえず紹介をしているというふりをしているだけのように考えるんですよ。実際、今まで、平米当たり1,000円あるいは、平米当たり3,255円で、しかも駐車場も使えたところから、新たにオフィスや駐車場を確保していくことは並大抵のことではありませんよね。実際に、中心市街地のほうに探しに来ている企業が何社もあります。しかし、商店の上の比較的安いスペースであっても、とても今までのような値段ではありませんし、さらに駐車場スペースも何台も借りなければいけないので、とても採算が合わない。もちろん、市のほうで紹介しているところなんかもまるっきり話にならないからだめなんですよ。そういうところを埋めていく努力をすべきだと私は思うんですよ。確かに、海南市との直接の賃貸借契約はありません。しかし、海南市がどんどん寂れていってる現状では、せっかく起業を目指してやってくれていたそういう会社に対して、もっと温かい配慮をすべきだと考えるんですよ。例えば、今までやってくださってる商店街にぎわい再生事業なんかは、新たに市内の商店街でお店を出す場合に、テナント料であったり、あるいは改装費の一部を補助してくださってます。あるいは、税金面の関係なんですけれども、工場設置促進助成事業なんかもありますよね。このような助成を拡大あるいは発展させるような形で雇用を守っていくべきものだと思います。特に、和歌山リサーチラボに入っている企業はもしかしたら莫大な雇用を将来生んでくれるかもしれない、そういう企業も多いと思うんですよ。その辺を配慮すべきと思うんですけれども、先ほどの説明だったら、通り一遍にそのオフィスの情報を提供してるだけのように聞こえたんですけれども、その辺の具体的な方策を考えられているのか、また、必要性はあるとは思わないのか、その辺をお伺いします。 ○議長(山部弘君) 塩崎総務部次長兼企画財政課長 ◎総務部次長兼企画財政課長(塩崎貞男君) 10番 宮本議員からの再度の御質疑でございますが、和歌山リサーチラボ入居者に対して市として移転先など紹介、また施策を講じてスムーズに市内へ移転していただくように進めるべきではないかということでございますが、私どもとしましても、当然和歌山リサーチラボに入居されている企業につきましては、できるだけ海南市内に残っていただきたいと考えてございまして、現在、産業振興課で相談窓口を設置し、物件情報の提供だけでなく、相談体制もとっているところでございます。なお、市内に残っていただくための施策は必要であると考えてございますが、今のところ、そこまでの施策を講じられていないというのが現状でございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 10番 宮本憲治君 ◆10番(宮本憲治君) 市長にお伺いします。 出ていかなければいけない会社の人たちは、今必死で会社を続けられるようにオフィススペースを探しています。一方、中心市街地の方々のビル組合であったり、あるいは個人のビルの事務所スペースについては、貸したいけれども、とても採算的に安くて貸せないというミスマッチがあります。時限的にでも助けてあげれば、双方いいことであるし、また、まちにとっても仕事が確保されていいことであり、何も悪いことはないと思うんですけれども、市長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 宮本議員からの和歌山リサーチラボに関しての再度の御質疑にお答えいたします。 この件については、昨年も議会で皆さんに御説明申し上げましたように、私どもの庁舎の移転先にということで申し入れし、株式会社和歌山リサーチラボ及び県のほうから「よし」というお返事をいただき、今日まで至ってるところでございます。もともとの和歌山リサーチラボのスタートのときには、デザインセンターや富士通など、かなりいろんな業種が入ってたわけでありますが、先ほど御発言のように、現在はもうレンタルオフィスとしての機能しか果たされていない中で、35社の方々が残っており、いよいよ海南市への譲渡というところに来ているところでございます。私どもも精いっぱいの支援はさせていただくということで、いろいろ申し入れをさせていただく中で、入居者の方々の新たな入居先ということで産業振興課を窓口として宅建業者等に当たっていただき、かなりいい報告もいただいているとこでございますが、やはりあと二、三の入居者の方からは、かなりきつい話もあるということは伺っております。我々、今後もそういった方々のお話については、株式会社和歌山リサーチラボの中尾専務からもいろいろ詳しくお話を聞き、できるだけ個別に丁寧な対応をしたいと考えておりますので、また事案等について議員の皆様方のほうでいろいろ耳にされたようなことがあれば、私のほうへ遠慮なくお申し出をいただきたいと考えているところでございます。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって2款総務費に対する質疑はこれで終了いたします。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ延会し、明日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって延会いたします。          午後5時13分延会 ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長  山部 弘君 議員  黒木良夫君 議員  岡 義明君 議員  宮本勝利君...